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そ ら
   
那覇空港の現況
〜南の空の表玄関として〜

 沖縄県は、我が国の南西端に位置しており、那覇―東京は1,700q那覇―大阪は1,300qなど本土と遠く離れていることから、本土との間の旅客の移動のほとんどは航空による輸送となっている。また、本島の他、大小合わせて39の有人島が、東西1,000km、南北400kmの広大な海域に点在していることから、航空輸送は県内の移動に際しても必要不可欠な輸送手段となっており、地域住民の生活路線として定着している。

 沖縄県には、国が設置管理する那覇空港(第二種空港)と沖縄県が設置管理する宮古、石垣空港等(第三種空港)12空港の合計13空港がある。

 このうち沖縄総合事務局開発建設部は、那覇空港の滑走路、駐機場等、空港の基本となる土木施設の整備を担当している。

那覇空港
写真:那覇空港

 この那覇空港は沖縄本島と本土、県内離島及び台湾、韓国など近隣諸外国とを結ぶ全国有数の利用を誇る空港であり、路線数は国内線が31、国際線が4(平成14年4月現在)となっている。

 また、平成13年の国内乗降客数は年間約10,667千人となり我が国の空港で東京、新千歳、福岡、大阪に次ぎ第5位にランクされている。

 那覇空港は昭和47年5月の本土復帰に伴い米軍より返還され、返還当時は、空港諸施設の老朽化が著しかったが、空港需要の増大等に対応して整備・拡充し、昭和49年には大型ジェット機B−747が就航している。その後、滑走路の延長や昭和50年の沖縄国際海洋博覧会及び昭和62年の沖縄海邦国体にあわせてターミナル地域の整備を行っている。

 平成3年度からは、狭隘化、分散化しているターミナル諸施設を統合、拡充する等のターミナル地域の整備を促進し、新国内線旅客ターミナルビルは平成11年5月26日に供用を開始している。