• 平成15年8月13日(水)
  • 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課
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  •     うちなーみじ
  •     沖 縄 水 ニュース (第49号)
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  • ○先週の台風10号による河川の氾濫等による被害は、特にありま
  •  せんでした。また、今日現在の国・県管理の9ダムの平均貯水率
  •  は、83%で約11%回復しました。しかし、7月17日から夜
  •  間断水が続いている座間味島では、まとまった雨が降らず夜間断
  •  水は当面続けられる見込みです。
  • ○平成15年度「沖縄水ニュース」16報目を発信します。
  •  皆様からの、本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄
  •  県内の水にまつわるニュースや話題等の提供もお待ちしています。
  •            【見出し一覧】
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  • 1.羽地ダム試験湛水状況報告について
  • 2.「第1回 安波・普久川・辺野喜ダム水源地域ビジョン策定委
  •   員会」開催
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  • 【話 題】
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  • 羽地ダム試験湛水状況報告について
  • ○常時満水位(EL65.0m)到達
  • ○羽地ダムは平成13年7月3日に試験湛水を開始し、2年1ヶ月
  • を経過したところです。先週の台風10号の降雨に伴い計画より1
  • ヶ月半ほど早く常時満水位に達しました。
  • ○現在は洪水期で常時満水位以上の貯留が出来ないことから常用洪
  • 水吐きから越流している状況です。
  • ○今後、洪水期の終わりを待ち、常用洪水吐きに仮設ゲートを設置
  • し、常時満水位からサーチャージ水位まで(360万トン)の貯留
  • を行った後、常時満水位まで水位低下を行い、堤体の挙動、貯水池
  • 内地すべりの安全を確認し、試験湛水の完了となります。
  • ○試験湛水の完了は来年4月中旬頃を予定しております。
  •              (北部ダム事務所 開発調査第二課)
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  • 「第1回 安波・普久川・辺野喜ダム水源地域ビジョン策定委員会」
  • 開催
  • ○沖縄本島北部地区の水源地域活性化をサポートする『第1回 安
  • 波・普久川・辺野喜ダム水源地域ビジョン策定委員会』が8月8日
  • 、国頭村観光物産センター「ゆいゆい国頭」で開かれました。
  • ○策定委員は、大城保沖縄国際大学教授を委員長に、学識経験者、
  • 住民、沖縄県、国頭村、沖縄奄美地区自然保護事務所、沖縄森林管
  • 理署、沖縄総合事務局など26人。この日は、国頭村における現状
  • と課題を抽出し、地域活性化の方向性について検討を行いました。
  • ○委員からは、「過疎高齢化が進む。いかに定住人口を増やすのか」
  • 「まず住民の生活を豊かに。その利便性の向上が必要」「豊かな自
  • 然を活かした観光振興を」「ビジョンを実効性あるものに」などの
  • 意見が出されました。また、地域住民の視点に立ったビジョン策定
  • の一環として、地域の‘こえ’を反映させるための住民懇談会の開
  • 催を確認しました。
  • ○なお、県内では現在、福地・新川ダム水源地域ビジョンが策定さ
  • れており、安波・普久川・辺野喜ダムにおいては本年度中の策定を
  • めざしています。
  •             (北部ダム統合管理事務所 管理課)
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