• 平成17年6月15日(水)
  • 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課
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  •     うちなーみじ
  •     沖 縄 水 ニュース (第130号)    
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  • ○昨日、梅雨前線の影響で本島各地では100ミリを超す大雨が降
  •  りました。一部道路では冠水や土砂崩れが発生しました。本日も
  •  雨模様ですので十分注意してください。
  • ○また、昨日、那覇市内では最大瞬間風速26.5mの強風が発生
  •  しました。沖縄の梅雨明けは例年6月23日頃ですので、梅雨明
  •  け間近に吹く「夏至南風(カーチーベー)」の前触れとみられて
  •  います。
  • ○平成17年度「沖縄水ニュース」10報目を発信します。
  •  皆様からの、本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄
  •  県内の水にまつわるニュースや話題等の提供もお待ちしています。
  •             【見出し一覧】
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  • 1.今年も奥川の清流にリュウキュウアユを放流
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  • 【お知らせ】
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  • ◆今年も奥川の清流にリュウキュウアユを放流
  • ○平成17年6月11日(土)国頭村奥川にて「リュウキュウアユ
  •  を蘇生させる会(会長:琉球大学名誉教授 諸喜田茂充)」主催
  •  の第6回リュウキュウアユ放流式がありました。
  • ○沖縄本島では前日より大雨が降り、放流式場への移動中も小雨が
  •  降っていましたが、参加者の気持ちが通じたのか、放流式の行わ
  •  れた国頭村奥川の周辺の空は快晴でした。
  • ○放流式には沖縄はもとより遠くは東京より駆けつけた方もあわせ
  •  約80人の参加がありました。
  • ○アユの放流に先立ち、諸喜田会長より挨拶をいただき、引き続き
  •  奥区の区長さんより、「昔はリュウキュウアユが水面を覆いつく
  •  すほど生息していた時期もあった」との話を伺いました。
  • ○また、立原琉球大学助教授からは、「アユは一年魚で海と川で生
  •  活を行うが、いずれかの環境が悪化しても生息する事ができなく
  •  なるため、海と川で良好な環境を保全する必要がある」との話を
  •  伺いました。
  • ○今回放流したアユは源河川のリュウキュウアユ種苗センターで約
  •  半年間飼育し体長が約5,6pに生育した稚魚を約1200尾放
  •  流しました。今年末の産卵時期まで、1尾でも多くのリュウキュ
  •  ウアユが確認できる事を祈っています。 
  •          (やんばる河川・海岸自然再生協議会事務局)
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