• 平成17年10月19日(水)
  • 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課
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  •    うちなーみじ
  •     沖 縄 水 ニュース (第147号)
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  • ○9月の名護の降水量が64mm(平年の30%)となっています。
  •  また、10月1日から昨日までの降水量は62mm(平年の61
  •  %)であり、7月から昨日までの降水量も195mm(平年の2
  •  5%)と少雨傾向が続いています。
  • ○6月に大雨が降ったことにより、県内すべてのダムは満水となり
  •  ましたが、この少雨によって、国管理ダムの貯水率は平年より、
  •  2割程度少ない状況です。
  • ○沖縄のダムの水は、雨の多い夏に貯めて、雨の少ない冬から春に
  •  備えます。このまま少雨傾向が続くと、水不足になる可能性があ
  •  りますので節水にご協力ください。
  • ○平成17年度「沖縄水ニュース」27報目を発信します。
  •  皆様からの、本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄
  •  県内の水にまつわるニュースや話題等の提供もお待ちしています。
  •             【見出し一覧】
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  • 1.「多自然工法川づくり試験施工」および「多自然型川づくりに
  •   関する研究発表会及び講演会」開催のお知らせ
  • 2.「平成17年度 沖縄渇水対策連絡協議会第2回幹事会」
  •                      の開催報告について
  • 3.やんばる河川・海岸自然再生協議会 源河川分科会の結果報告
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  • 【お知らせ】
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  • ◆「多自然工法川づくり試験施工」および「多自然型川づくりに関
  •  する研究発表会及び講演会」開催のお知らせ
  • ○沖縄県河川課と沖縄総合事務局河川課の協同により、「多自然工
  •  法川づくり試験施工」の現場見学会を10月20日13:00〜
  •  16:00に大保川、21日12:30〜16:30に比謝川に
  •  て行います。
  • ○これは、環境に配慮した川づくりの更なる推進を図るため、近自
  •  然河川工法の第一人者である福留脩文氏をお招きし、直接現場で
  •  指導を受けながら施工を実施するものです。
  • ○また、沖縄玉水ネットワーク主催により10月22日13:00
  •  〜16:00に「多自然型川づくりに関する研究発表会及び講演
  •  会」を行います。
  • ○沖縄県及び沖縄総合事務局における研究発表と、「近自然への挑
  •  戦」と題して「ちごの口公園」における河川整備の事例など、愛
  •  知県豊田市役所の木戸規詞氏により講演していただきます。
  • ○またとない機会ですので、多くの皆様に参加いただきたいと存じ
  •  ます。
  •                  (沖縄総合事務局 河川課)
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  • ◆「平成17年度 沖縄渇水対策連絡協議会第2回幹事会」
  •                      の開催報告について
  • ○去る10月17日(月)に沖縄総合事務局において「平成17年
  •  度 沖縄渇水対策連絡協議会第2回幹事会」が開かれました。
  • ○今回は、9月に開催された総会で、引き続き幹事会で検討すべき
  •  テーマとされた「渇水指標」について議論を行い、今後「分科会」
  •  を設けて更なる検討を重ねることとなりました。また、少雨傾向
  •  が続いている状況を踏まえ、今後の降雨状況を注視して行くこと
  •  も確認されました。
  •          (沖縄総合事務局 建設行政課、流域調整室)
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  • ◆やんばる河川・海岸自然再生協議会 源河川分科会の結果報告
  • ○去る10月16日(日)、14名が参加して源河川分科会(第3
  •  回)を開催しました。
  • ○今回は、これまでの協議会等での意見を基に事務局が作成した『
  •  源河川自然再生構想(案)』についての意見交換を行いました。
  • ○意見交換では、目標を達成するための施策の1つである瀬・淵の
  •  再生と流量・水深の確保に議論が集中し、前者については試験施
  •  工により実現の可能性を探ることで意見が一致しました。
  • ○また、後者については、河川取水制限流量の根拠などの具体的な
  •  データによる情報を共有した上での議論が必要である、河川取水
  •  による河川環境への負荷を軽減のためには中南部(人口集中地)
  •  での水資源の有効利用の推進が必要であるなどの意見が出ました。
  •          (やんばる河川・海岸自然再生協議会事務局)
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