- 平成18年11月8日(水)
- 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課・流域調整室
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- うちなーみじ
- 沖 縄 水 ニュース (第198号)
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- ○沖縄地方は、高気圧の範囲内でおおむね晴れています。本島地方
- や石垣島地方では、空気が乾燥していますので、火の取り扱いに
- は注意して下さい。
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- ○また、宮古島地方では9月19日以降、大東島地方では6月中旬
- 以降、降水量の少ない状態が続いています。10月もまとまった
- 降水はなく、宮古島、伊良部、多良間では、10月の降水量が観
- 測開始以来、最も少ない記録を更新し、降水量の少ない状態が続
- いています。
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- ○沖縄気象台では、少雨に関する沖縄地方気象情報を出し、農作物
- や水の管理に注意を呼びかけています。
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- ↓少雨に関する沖縄地方気象情報は沖縄気象台のhpから↓
- http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/111_20061102150121.html
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- ○平成18年度「沖縄水ニュース」30報を発信します。
- 皆様からの、本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄
- 県内の水にまつわるニュースや話題等の提供もお待ちしています。
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- 【見出し一覧】
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- 1.「平成18年度多自然川づくりに関する研究発表会及び
- 講演会」実施結果について
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- 2.国管理7ダムの貯水状況について
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- 【お知らせ】
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- ◆「平成18年度多自然川づくりに関する研究発表会及び
- 講演会」実施結果について
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- ○去る11月3日(金)に宜野湾市において、「平成18年度多自
- 然川づくりに関する研究発表会及び講演会」を開催しました。
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- ○これは、沖縄玉水ネットワーク(県内の河川愛護団体と関係行政
- 機関等により構成)が、河川に関する学習や啓発を促す目的で開
- 催しており、今回で4回目となりました。休日にも関わらず約1
- 00名の来場がありました。
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- ○研究発表会では、沖縄県による取り組み事例として、宮良川(石垣
- 市)における河畔林を保全した河道整備、大保川(大宜味村)におけ
- る水制工による川づくりについて発表がありました。
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- ○講演会では、北海道の漆原氏より真駒内川(北海道)における近自
- 然河川工法(分散型落差工)施工事例及び近自然河川工法の応用事
- 例として近自然登山道工法について紹介していだきました。
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- (玉水ネットワーク事務局)
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- ◆国管理7ダムの貯水状況について
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- ○北部7ダム流域の雨量は、7月は平年値222mmに対して44mmの19.
- 8%、8月は平年値237mmに対して169mmの71.3%、9月は平年値325
- mmに対して129mmの39.7%、10月は平年値210mmに対して72mmの
- 34.3%と4ヶ月連続して平年値を下回るとともに、11月におい
- ても178mmに対し28mm[11月8日現在]と少雨傾向が続いてい
- ます。
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- ○沖縄気象台によると、7月から9月までの3カ月間、太平洋高気
- 圧は日本の南で強く、平年に比べ西への張り出しが強まったこと
- から、晴れの日が多く、本島への台風の接近も少なかったことが
- 少雨傾向の要因になっています。
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- ○11月8日0時現在の国7ダム貯水率は、平年値87.9%に対し、
- 69.4%と下回っています。また、11月3日沖縄気象台発表の向
- こう1ヶ月予報によると、降水量については、平年並みと予報さ
- れているため、今後も動向を注視してまいります。
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- (沖縄総合事務局 開発建設部 流域調整室)
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