• 平成19年7月18日(水)
  • 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課・流域調整課
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  •    うちなーみじ
  •     沖 縄 水 ニュース (第230号)
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  • ○沖縄本島地方では、気圧の谷の影響で曇りや雨の天気となり、本
  •  日昼ごろまでは、所によっては雷を伴って非常に激しい雨が降り
  •  ましたが、その後は、晴れています。
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  • ○先週末は、2004年の台風23号以来3年ぶりの本島直撃となる、
  •  台風4号が沖縄本島に襲来し、県内各地で被害が出ています。
  • ○「沖縄水ニュース」14報を発信します。
  •  皆様からの、本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄
  •  県内の水にまつわるニュースや話題等の提供もお待ちしています。
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  •  ※沖縄の方言で、沖縄は「ウチナー」、水は「ミジ」といいます。
  •             【見出し一覧】
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  • 1.3年ぶりの本島直撃!!台風4号の被害状況について!!
  • 2.多自然川づくり講演会を開催しました!!
  • 3.「漢那ダムまつり」開催のお知らせについて!!
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  • 【お知らせ】
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  • ◆3年ぶりの本島直撃!!台風4号の被害状況について!!        
  • ○7月12日〜14日にかけて台風4号が、沖縄本島地方を直撃し
  •  たため、沖縄本島全域が、ほぼ一昼夜の長時間にわたり暴風域に
  •  入りました。
  • ○台風4号は、那覇市樋川で最大瞬間風速56.3m/s、名護市宮里で
  •  最大瞬間風速50.9m/sを記録、最低海面気圧は、那覇で939.7hpa
  • 名護で950.1hpaを記録するなど、7月に発生した台風では、歴代
  •  1位の記録を更新しました。
  •  ↓台風4号の詳細については、沖縄気象台のhpから↓
  •  http://www.okinawa-jma.go.jp/new/2007/okinawaT0704r2.pdf
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  • ○強風による倒木、電柱や道路標識等の損壊が多く、沖縄電力の供
  •  給地域の約5分の1にあたる約10万世帯で停電となりました。
  •  また、台風の接近と満潮の時間が重なったことから、本島北部で
  •  は、高潮による住宅の浸水や道路の損壊も発生しました。
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  •  ↓沖縄県内の被災状況の詳細については、沖縄県のhpから↓
  •  http://www.pref.okinawa.jp/chiji/data/siryou.pdf
  • ○この台風4号の影響により、国管理7ダム周辺で多いところで合
  •  計300mm、最大時間59mmの降雨があり、国管理7ダムが今年6月以
  •  来、再度満水状態となりました。また、福地ダムでは洪水調節を
  •  行い、ダムが無かった場合に比べて、下流の流量を約80%低下さ
  •  せることができ、下流河川の氾濫を防止しました。
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  •  ↓記者発表資料は沖縄総合事務局開発建設部のhpから↓
  •  http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/kisya/kisya_H190717_2.pdf
  •            (沖縄総合事務局 河川課、流域調整課)
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  • ◆多自然川づくり講演会を開催しました。!!
  • ○土木研究所自然共生研究センターの4名の講師により標記の講演
  •  会が行われました(主催:沖縄県建設技術センター)。
  •  講演には約120名と大勢の聴衆(行政担当者、建設コンサルタ
  •  ント)の参加がありました。
  • ○萱場総括主任研究員の「多自然川づくりのポイント」と題しての
  •  講演では、川の働きで瀬や淵など起伏に富んだ地形が形成される
  •  ことから、まずは、河川の最低限の空間をもたせることが必要で、
  •  河道整備にあたっては、過度に整正したり画一的な断面にしない、
  •  また、水際の植生を保全すること等、重要なポイントを指摘され
  •  ました。
  • ○今回、生物の視点から見た河川環境のあり方について、その他の
  •  研究員の方々からも講演頂きました内容を今後の設計・施工に活
  •  かし、多自然川づくりの推進を図っていきたいと考えています。
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  •  『多自然川づくり講演会』
  •   日 時:平成19年7月18日(水)13:00〜15:00
  •   場 所:カルチャーリゾートフェストーネ
  •  ☆多自然川づくりのポイント 
  •    独立行政法人 土木研究所水環境研究グループ
  •    自然共生研究センター総括主任研究員 萱場 祐一 
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  •  ☆底生動物から河川環境を考える 
  •    独立行政法人 土木研究所水環境研究グループ
  •    自然共生研究センター専門研究員 片野 泉
  •  ☆アユの生息から見た川底の環境
  •    独立行政法人 土木研究所水環境研究グループ
  •    自然共生研究センター主任研究員 皆川 朋子
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  •  ☆魚にとっての水際の役割
  •    独立行政法人 土木研究所水環境研究グループ
  •    自然共生研究センター専門研究員 佐川 志朗
  •        (沖縄総合事務局 流域調整課、沖縄県 河川課)
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  • ◆「漢那ダムまつり」開催のお知らせについて!!
  • ○平成19年7月22日(日)に『第14回 漢那ダムまつり』が
  •  開催されます。
  • ○このまつりは「森と湖に親しむ旬間」(毎年7月21日〜31日)」
  •  の一環として、各種イベントを通じて人々に森や湖(ダム湖)に親
  •  しむ機会を提供し、ダムの役割及び自然環境の大切さについて学ん
  •  でもらう目的で平成6年度より毎年開催されています。
  • ○今年も、大人気のうなぎつかみとりやカヌー体験、花火ショー、ス
  •  テージにおいては子供からお年寄りまで楽しめる各種イベントを用
  •  意して皆さんのお越しを待っています。
  •  ◇開催日:平成19年7月22日(日)
  •       ※少年野球大会については21日(土)も実施いたします。
  •  ◇場 所:漢那ダム湖畔公園及びその周辺
  •  ◇駐車場:漢那ダム脇ダム下流、漢那小学校、未来ぎのざ駐車場等
  •   ※当日は相当な暑さが予想されます。十分な暑さ対策をお願いします。
  •   主 催:漢那ダムまつり実行委員会
  •   問合せ先:宜野座村企画課 (098−968−5100)
  •   ↓プログラムの詳細は宜野座村のhpから↓
  •   http://www.vill.ginoza.okinawa.jp/ 
  •            (沖縄総合事務局 北部ダム統合管理事務所)
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