• 平成22年3月3日(水)
  • 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課・流域調整課
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  •    うちなーみじ
  •     沖 縄 水 ニュース (第357号)
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  • ○福地ダム、新川ダムのある東村(ひがしそん)では、3月5日から22日ま
  •  での期間、「第28回東村つつじ祭り」が開催されます。会場は、約5万本
  •  のつつじで埋め尽くされ、人口2000人の同村が1年で最もにぎわう時期
  •  を迎えます。
  • ○東村出身で全米ツアー2連勝の偉業を成し遂げ、絶好調の宮里藍さんが、
  •  3月5〜7日に沖縄本島南部の南城市で行われるダイキンオーキッドレデ
  •  ィース参戦のため、来沖しています。地元沖縄で米日ツアー3連勝を目指
  •  してがんばってほしいものです。
  •  ↓東村ツツジまつりの詳細は以下より
  •  http://www.vill.higashi.okinawa.jp/A4tirasi.ura.pdf
  •  http://www.vill.higashi.okinawa.jp/A4tirasi.omote.pdf
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  • ○3月4日は「さんしん(三線)の日」です。三線の音色に心惹かれるのは沖
  •  縄の人(うちなーんちゅ)だけではなく、最近本土でも愛好家が増えている
  •  ようです。また観光客の入門用として、おみやげ品点ではカンカラ三線(空
  •  き缶と木材で作った三線)をよく見かけます。
  •  ↓さんしんの日イベント情報は以下より
  •  http://www.ocvb.or.jp/card/ja/0600004925.html
  •  ↓カンカラ三線の詳細は以下より
  •  http://www.churashima.net/shima/special/uchina_mun/kume/sansin.html
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  • ○3月3日0時現在の国管理7ダムの貯水率は平年68.2%に対して
  •  69.4%となっております。リアルタイムダム情報提供(水情報ポータル)で
  •  は、3月より国管理7ダム合計の貯水率・貯水量の情報を追加しました。
  •  ↓詳細な水情報等は以下より確認出来ます。 
  •  http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/mizu/suigen_portal/suigen_portal.html
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  • ○大保ダム(北部ダム事務所)では現在、試験湛水を実施しています。
  •  ↓試験湛水状況の詳細は以下のアドレスより。
  •  http://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/jigyou/kakudamu/taiho/sintyoku/index.html#tansui 
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  • ○平成21年度「沖縄水ニュース」第41報を発信します。
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  • ※沖縄の方言で、沖縄は「ウチナー」、水は「ミジ」といいます。
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  • 【見出し一覧】
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  • ◆99年ぶり、沖縄本島で震度5台の地震発生!
  • ◆県内全域でチリ地震に伴う津波警報発令!
  • ◆第3回大保ダム及び第1回億首ダムモニタリング部会を開催しました!
  • ◆第13回 沖縄県河川整備検討委員会が開催されました!
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  • ◆99年ぶり、沖縄本島で震度5弱の地震発生!
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  • ○2月27日早朝(5時31分)、沖縄本島東約50kmでM6.9の地震が発生
  •  し、沖縄本島南部糸満では震度5弱を記録しました。沖縄本島での震度5台
  •  の地震は1911年以来で、99年ぶりの激震に一時、県内は緊張が高まりま
  •  した。
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  • ○管理ダムでは、管理開始以来初めての本格的な地震に伴う緊急対応となり、
  •  震度4以上又は加速度25gal以上を記録した直轄5ダム、補助3ダムで緊急
  •  一次点検(3時間以内)、さらに補助2ダムで2次点検を行い、異常無しを確認
  •  しました。
  • ○今回の地震により、若干のけが人、施設被害はありましたが、被災による死
  •  亡者や大きな施設被害が無かったことは幸いでした。
  • ○当局においては、初めての本格的な地震ということで、連絡対応等が若干遅
  •  れるなど、課題もありましたが、全体的にスムーズに対応できたと思います。
  •  今後は、今回の地震を通じて確認された課題等を改善し、大災害等の有事に
  •  万全を期すように努めていきます。
  •                 (沖縄総合事務局 流域調整課)
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  • ◆県内全域でチリ地震に伴う津波警報発令!
  • ○28日に日本各地をおそったチリ大地震による津波により、9時33分に県内
  •  でも全域に津波警報が発令され、前日の地震に引き続き、当局でも災害対
  •  策本部が設置されました。
  • ○ダム・河川班では、河川、海岸、漢那ダム(本島東海岸近くに位置する)で、
  •  警戒体制に入りました。また県管理の国場川においては全7カ所の樋門を
  •  閉鎖し、津波へ備えました。
  • ○また、県内各地で避難勧告・指示が出され、福地ダム、羽地ダムではそれ
  •  ぞれ東村、名護市よりの地域防災センター利用の要請があり、十数名の
  •  来訪者がありました。
  • ○沖縄本島では午後4時頃から潮位の上昇が繰り返し観測(最大で30セン
  •  チ程度)されましたが、人的被害や家屋の被害などは特にありませんでし
  •  た。
  • ○27日の地震、28日の津波と土日休日における、連日の緊急対応となりま
  •  したが、幸いなことに、結果的には大きな被害もなく、担当職員としては
  •  とても貴重な経験ができたと感じています。
  •                 (沖縄総合事務局 流域調整課)
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  • ◆第3回大保ダム及び第1回億首ダムモニタリング部会を開催しました!
  • ○平成22年2月25日(木)に沖縄地方ダム管理フォローアップ委員会の部会
  •  として、大保ダム及び億首ダムのモニタリング部会を沖縄総合事務局にて開
  •  催 しました。
  •  ※モニタリング部会とは
  •  試験湛水開始前から管理初期段階までの移行期間における環境変化等を詳
  •  細に分析・評価するためのモニタリング調査を行い、調査計画及び結果分析
  •  等を客観的、科学的に行うため、自然環境ほか様々な分野を専門とする学識
  •  経験者より指導助言を受けることを目的に沖縄総合事務局が設置しています。
  • ○第3回目の開催となった大保ダムモニタリング部会は、これまでのモニタ
  •  リング調査の結果報告と今後の調査計画について指導・助言を頂きました。
  •  ダム供用後による環境の変化を監視するための基礎データを取得することが
  •  でき、今後も引き続きモニタリング調査を実施していきます。
  • ○今回が初開催となりました億首ダムモニタリング部会は、平成23年度から予
  •  定している試験湛水の前年度である平成22年度からモニタリング調査を実施
  •  する予定であることから、部会の設立にいたりました。
  •   各先生方からは調査方法や調査地点などに関して、指導・助言をいただきま
  •  した。今後は、この調査計画に基づいてモニタリング調査を実施していきます。
  •           (開発建設部 河川課、北部ダム事務所 環境課)
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  • ◆第13回 沖縄県河川整備検討委員会が開催されました!
  • ○3月2日(火)、5水系の河川整備計画(案)を議題として、第13回沖縄県河
  • 川整備検討委員会が開催されました。
  • ○「沖縄県河川整備検討委員会」は、沖縄県の二級河川について、治水、利
  • 水及び環境の調和を図り、地域の意見を反映した特色ある川づくりを推進す
  • るため、河川整備計画の策定・変更に関して指導及び助言を頂くことを目的
  • に沖縄県が設置した委員会です。
  • ○今回の委員会での主な意見は次の通りです。 
  •  ・「地域ぐるみの河川管理」を具体的に更に進める方策を検討すること。
  •  ・周辺農地からの赤土砂の流出や畜舎排水対策について、河川管理者だけ
  •   では対応できないので、関係機関との協力関係を強化して対応して欲しい。
  •  ・親水性の確保と多自然川づくりが区別がつかない形での整備が見られるの
  •   で、ゾーニング等をはっきりさせる必要がある。
  •  ・親水空間の整備については、ゲリラ豪雨等の集中豪雨による急な増水に対
  •   して、水難事故防止が図られるようソフト対策の推進が望ましい。
  •                 (沖縄総合事務局 流域調整課)