- 平成22年3月24日(水)
- 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課・流域調整課
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- うちなーみじ
- 沖 縄 水 ニュース (第360号)
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- ○沖縄本島地方は、湿った空気の影響で雲が広っています。
- 本日の那覇市の日中最高気温は27度と、暖かい一日でした。
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- ○「第2回沖縄国際映画祭」が3月20日(土)〜28日(日)、
- 宜野湾市沖縄コンベンションセンターや那覇市国際通りの周辺会
- 場等で開催されています。
- 期間中は、多くの有名人が来沖し、映画上映、お笑い、音楽イベ
- ント等、多数のイベントが行われます。
- ↓詳細は以下、公式HPより
- http://www.oimf.jp/jp/
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- ○24日0時現在の国管理7ダムの貯水率は平年66.5%に対して
- 69.3%となっております。
- ↓詳細な水情報等は以下より確認出来ます。
- http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/mizu/suigen_portal/suigen_portal.html
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- ○大保ダム(北部ダム事務所)では現在、試験湛水を実施しています。
- ↓試験湛水状況の詳細は以下のアドレスより。
- http://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/jigyou/kakudamu/taiho/sintyoku/index.html#tansui
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- ○平成21年度「沖縄水ニュース」第44報を発信します。
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- ※沖縄の方言で、沖縄は「ウチナー」、水は「ミジ」といいます。
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- 【見出し一覧】
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- ◆億首川清掃活動を実施しました!
- ◆地球温暖化に伴う気候変化を踏まえた将来の沖縄の水問題を考える
- 懇談会(第5回)の開催について
- ◆大保ダムを活用した地域活性化について
- 〜『第1回 大保ダム水源地域ビジョン推進協議会』の開催〜
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- ◆億首川清掃活動を実施しました!
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- ○平成22年3月13日(土)9:30〜14:00まで億首ダム直下から福花船
- 上場までの河川の清掃活動をダム事業者主催で実施しました。
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- ○現在、沖縄総合事務局においては、沖縄県国頭郡金武町にある
- 金武(きん)ダムを再開発し、洪水調節・既得用水や河川維持用水の
- 安定化等・水道用水及び灌漑用水の供給を目的とした多目的ダムと
- して億首ダムの建設を進めております。
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- ○この億首ダム(現金武ダム)より海へと注ぐ億首川は、その下流部に
- 4種のヒルギ類が生息するマングローブ林が存在し、魚類調査では
- 絶滅危惧種に指定されるタナゴモドキが確認されるなど種の多様性
- に富む良好な生態系を保有する川であります。
- これらの良好な環境を子ども達に残していきたいと考え地元関係機
- 関の協力のもとに実施しました。
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- ○当日は、事故・怪我等もなく無事に終了しました。参加者109人、
- 回収したゴミの量は、約14.3m3でした。
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- (北部ダム事務所 開発調査課)
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- ◆地球温暖化に伴う気候変化を踏まえた将来の沖縄の水問題を考える
- 懇談会(第5回)の開催について
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- ○地球温暖化に伴う気候変化は、世界各地で観測されておりますが、
- 沖縄においても、気温や降雨量などで気候変化の兆候が観測されて
- います。特に、沖縄では、その地理的特性により県民1人あたりの
- 水資源賦存量が少ないことなどから、気候変化に対する利水面での
- ダメージポテンシャルが他の地域よりも高く、計画的に「適応策」
- を検討し、実施していく必要があります。
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- ○このため、北部ダム事務所では、地球温暖化に伴う気候変化に対す
- る沖縄の水に関する課題を明確にし、主として沖縄本島におけるダ
- ムの「適応策」について、幅広い議論をいただくため、河川工学、環境、
- 観光、マスコミなどをご専門とする有識者等で構成した
- 「地球温暖化に伴う気候変化を踏まえた将来の沖縄の水問題を考える
- 懇談会」を平成20年(12月)に設置しており、このたび最終となる
- 第5回の懇談会を平成22年3月19日に開催しました。
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- ○今回は、いままでの議論を踏まえた提言書(案)について、意見交
- 換やご意見をいただきました。今後、いただいたご意見等を反映し、
- 提言書をまとめるとともに、提言書にそって具体的な取り組みを進
- めてゆくこととしています。
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- ○なお、これまでの懇談会における会議資料については北部ダム事
- 務所ホームページで公開しており、「提言書」についてもまとまり次
- 第、当ホームページで公開いたします。
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- ↓これまでの懇談会の詳細は北部ダム事務所のhpをご覧下さい↓
- http://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/jimusyo/katudo/kondankai/index.html
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- (北部ダム事務所 調査設計第一課)
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- ◆大保ダムを活用した地域活性化について
- 〜 『第1回 大保ダム水源地域ビジョン推進協議会』の開催 〜
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- ○去る3月18日(木)に大保ダムを活かした水源地域の自立的・持
- 続的な活性化の方法等を検討する『第1回 大保ダム水源地域ビジ
- ョン推進協議会』(大宜味村、ダム管理者、観光協会、商工会、水
- 源地域代表、沖縄県等で構成)が開催されました。
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- ○2月28日に行ったプレオープンイベント(実証実験)の結果を踏まえて、
- 実践協議会が以下の平成22年度活動計画案の提案を行いました。
- @大保ダム湖面の利用
- A村内巡りウオーキング
- B広報活動(HP運営)
- Cぶながやの森散策コースの検討
- D文化財巡り
- E民泊体験学習の推進
- F星空観察・交流会
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- ○委員からは「実践協議会メンバーの人材育成」、「広報活動の強化 」
- 「大宜味村の特色を活かしたメニューづくり」、「大宜味村、国頭村、
- 東村の3村との連携」などについて意見・提案があり、それらを踏ま
- え平成22年度ビジョン推進活動計画を決定しました。
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- ○北部ダム事務所では、今後も大宜味村や地域の方々と連携を図りな
- がら、大宜味村の活性化について積極的な支援を行いたいと考えて
- います。
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- (北部ダム事務所 調査設計第二課)
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