• 平成22年7月14日(水)
  • 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課・流域調整課
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  •    うちなーみじ
  •     沖 縄 水 ニュース (第375号)
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  • ○14日0時現在の国管理7ダムの貯水率は平年88.4%に対して99.3%となって
  •  おります。
  • ↓水情報等の詳細はこちらから↓
  •   http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/mizu/suigen_portal/suigen_portal.html
  • ○大保ダム(北部ダム事務所)では現在、試験湛水を実施しています。
  •  ↓試験湛水状況の詳細はこちらから↓
  •   http://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/jigyou/kakudamu/taiho/sintyoku/index.html#tansui
  • ○平成22年度「沖縄水ニュース」第14報を発信します。
  •  皆様からの、本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄県内の水にまつわる
  •  ニュースや話題等の提供もお待ちしています。 
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  • ※沖縄の方言で、沖縄は「ウチナー」、水は「ミジ」といいます。
  • 【見出し一覧】
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  • ◆ 「第49回日本地すべり学会 研究発表会および現地見学会」の開催!!
  • ◆ 〜森と湖に親しむ旬間行事〜 倉敷ダム記念植樹が開催されました!
  • ◆ 平成22年度沖縄ブロック国土交通研究会を開催!
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  • ◆ 「第49回日本地すべり学会 研究発表会および現地見学会」の開催!!
  • ○7月6日〜9日にかけ、「第49回日本地すべり学会 研究発表会および現地見学会」
  •  が、沖縄県内で初めて開催され、約500名の研究者や技術者が参加し、地すべりに
  •  関する日頃の研究成果についての報告がなされました。
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  • ○初日は、一般県民を対象に、県民講演会が開催され、放送大学沖縄学習センター所長
  •  である宜保清一所長により「地すべり災害を引き起こしやすい沖縄中南部のクチャ
  • (島尻泥岩)地帯」と題して講演がなされ、一般的に固くて強度があるといわれている
  •  クチャ(島尻泥岩)について、水分を含むと元もとの強度の20%から30%まで急激に
  •  強度が低下する等の特徴を判り易く紹介されました。
  •  また、平成18年6月に発生した中城村安里地すべり等の発生メカニズムや対策を紹介し
  • ながら「復旧型の対策から、低コストで合理的な予防型対策への移行が必要とし、自
  •  治体とコンサルタント、民間企業との連携を強化すべき」との提言がなされました。
  • ○最終日に行われた現地見学会においては、中城村安里地区地すべりの対策箇所をはじ
  •  め、危険箇所内に存在する世界遺産の中城城、危険箇所内の宅地開発の状況等を視察
  •  し、4日間にわたる有意義な地すべり学会が無事に終了しました。
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  •                            (沖縄総合事務局 河川課)
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  • ◆〜森と湖に親しむ旬間行事〜 倉敷ダム記念植樹が開催されました!
  • ○7月13日(火)に、うるま市と沖縄市にまたがる沖縄県管理「倉敷(くらしき)ダム」
  •  において、沖縄市立中の町(なかのまち)小学校6年生(97名)による記念植樹が行
  •  われました。記念植樹は「森と湖に親しむ旬間」の関連行事として行われたもので、
  •  人々が森や湖に親しみ、自然とのふれあいを通して、地球環境の保全と水資源への理
  •  解を深め、自然と人間が共に生きる環境づくりを推進することを目的としています。
  • ○今年度は、リュウキュウマツの苗木を生徒一人1本と、関係者3名によるリュウキュ
  •  ウマツの成木(記念木)1本の植樹が行われました。生徒の皆さんは、気温32℃の暑
  •  い日差しにも負けず、テキパキと元気いっぱい苗木を植えていました。植樹した苗木
  •  の側には小さな標柱が立てられ、「パティシエになってますように」「動物にかんす
  •  る仕事につけてますように」「受験で合格しますように」など、将来の夢や願い事が
  •  書き込まれていました。生徒の皆さんと共に、この日植樹したリュウキュウマツの苗
  •  木も大きく立派に成長していくことでしょう。
  •  ↓記念植樹の様子はこちらから↓
  •   http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/mizu/photo/kurasikiueki.pdf
  •                               (沖縄県ダム事務所)
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  • ◆ 平成22年度沖縄ブロック国土交通研究会を開催!
  • ○本日、7月14日(水)沖縄総合事務局庁舎において、平成22年度沖縄ブロック国
  •  土交通研究会が行われました。
  • ○これは、職員等の技術向上に資するため、毎年行われているもので、一般技術部門、
  •  ポスターセッション部門、アカウンタビリティー部門、イノベーション部門、一般共
  •  通事務部門の5部門に分かれて、合計27課題について発表が行われました。     
  • ○局河川課からは、長嶺(ながみね)工務係長がアカウンタビリテイー部門より「技術開
  •  発・工事一体型調達方式の入札手続きについて(億首ダム底泥掘削工事)」と題して、
  •  試行工事について発表を行いました。
  • ○北部ダム統合管理事務所からは、下地(しもじ)羽地ダム管理支所長が一般技術部門
  •  より「羽地ダム上流域におけるアオバラヨシノボリの減少について(中間報告)」と
  •  題して、羽地ダム上流域のアオバラヨシノボリ生息状況について平成21年度までの調
  •  査結果に基づく報告を行いました。
  • ○北部ダム事務所からは、饒波(のは)環境課環境第一係長が一般技術部門より「ノグ
  •  チゲラ保全対策の取組み状況について」と題して、保全対策のひとつである人工営巣
  •  木の取組みとモニタリング調査結果等について報告しました。
  • また、河口(かわぐち)調査設計第一課設計係長が、アカウンタビリテイー部門より
  •  「地球温暖化に伴う気候変化を踏まえた今後のダムのあり方」と題して、提言書につ
  •  いて紹介しました。
  •  また、砺山(とやま)開発調査課開発調査係長が、ポスターセッション部門より「簡
  •  易模型の制作について」と題して、図面の簡易的な立体可視化について紹介を行いま
  •  した。
  • ○河川関係では以下の2名が優秀賞を受賞されました。
  •   ■一般技術部門: 「ノグチゲラ保全対策の取組み状況について」
  •              北部ダム事務所 饒波(のは)係長
  •   ■ポスターセッション部門: 「簡易模型の制作について」
  •                    北部ダム事務所 砺山(とやま)係長
  •  ↓各論文集はこちらから↓
  •   http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/20100701_sougou/index.html
  •                    (沖縄総合事務局 河川課、流域調整課)