- 平成24年7月4日(水)
- 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課・流域調整課
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- うちなーみじ
- 沖 縄 水 ニュース (第474号)
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- ○ダム貯水情報>4日0時現在の国管理8ダムの貯水率は98.2%(平年75.7%)
- 雨量情報>4日0時までの1週間の8ダム流域累計雨量は0mm、
- 先月(6月)の雨量は289mm(平年406mm)(平年比71.2%)、
- (昨年207mm)(昨年比139.6%)、
- 先月までの累計雨量は1391mm(昨年959mm)(昨年比145.0%)
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- ○平成24年度「沖縄水ニュース」第14報を発信します。
- 皆様からの、本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄県内の水にまつわる
- ニュースや話題等の提供もお待ちしています。
- ※沖縄の方言で、沖縄は「ウチナー」、水は「ミジ」といいます。
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- 【見出し一覧】
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- ◆ 河川愛護月間における沖縄県のイベントの実施について
- ◆ 沖縄総合事務局開発建設部 防災訓練(風水害)を実施!
- ◆ 国際大ダム会議(ICOLD)のポストツアー九州・沖縄コースで億首ダムを視察
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- ◆ 河川愛護月間における沖縄県のイベントの実施について
- ○沖縄県では、以下の内容で清掃活動等を予定しています。多くの方の参加をお待ちしてい
- ます。清掃活動の前には、水難事故防止活動の一環として、水難事故防止に係る話題の提
- 供や、チラシ等の配布を予定しています。
- 1.幸地川の河川清掃
- 日 時:7月27日(金)PM予定
- 問合せ先:北部土木事務所 維持管理班 0980-53-1787
- 2.天願川の河川清掃
- 日 時:7月27日(金)PM予定
- 問合せ先:中部土木事務所 維持管理班 098-894-6512
- 3.国場川(漫湖周辺)の河川清掃
- 日 時:7月20日(金)PM1:30〜4:00
- 問合せ先:南部土木事務所 維持管理班 098-867-2941
- 4.石垣新川川(石垣市健康福祉センター付近)の河川清掃
- 日 時:7月18日(水)PM3:00〜4:30
- 問合せ先:八重山土木事務所 維持管理班 0980-82-2942
- (沖縄県 河川課)
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- ◆ 沖縄総合事務局開発建設部 防災訓練(風水害)を実施!
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- ○6月27日、沖縄総合事務局開発建設部では、関係機関(沖縄県、沖縄気象台、国土地理
- 院沖縄支所、海上保安庁第十一管区、自衛隊(陸上)、防災エキスパート事務局、災害支援
- 協定締結協会(沖縄県建設業協会、日本道路建設業協会沖縄支部、沖縄県舗装業協会)と
- 連携し、平成24年度防災訓練(風水害)を実施しました。
- ○訓練は、沖縄本島、宮古島、石垣島で時間130〜150mmの降雨及び高潮があり、沿岸部
- に及ぶ各地で被害が発生したとの想定で行いました。管理ダムでは大保ダム本体直上流の
- 左岸地すべりブロック頭部においてクラックが確認され、地すべり発生の懸念があるとの想
- 定、建設中ダムにおいては億首ダム下流の河川護岸が損壊し背面土砂が流出したとの想定
- で行いました。また、沖縄県管理の安謝川において、溢水による住宅地冠水、避難勧告が出
- されたとの想定により、県からの応援要請に応え、沖縄総合事務局所有のKu−SAT(衛星
- 小型画像伝送装置)及び排水ポンプ車出動訓練も実施しました。
- ○訓練においては、沖縄気象台からの気象情報の配信に始まり、国土地理院沖縄支所から
- の白地図の提供を受け、各被災箇所及び状況を時系列とともに地図上への明示を行いまし
- た。また、沖縄県へのリエゾン派遣による情報収集及びTEC−FORCE隊員の派遣、災害支
- 援協定締結協会からの情報収集、資機材支援要請等、関係機関との連携強化を図りました。
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- ○情報共有訓練としては、沖縄総合事務局防災ヘリ映像及び海上保安庁第十一管区から
- の海上保安本部ヘリ映像を相互に送信する通信確認訓練や、沖縄県への映像提供訓練等
- を行いました。各被災現場からは、Ku−SAT、携帯電話(災害フォト)等、様々な伝送手段を
- 駆使し、被災状況の伝達が速やかに行われるか確認を行いました。
- ○その中で、災害対策支部(事務所)と災害対策本部との間で、テレビ会議システムを利用
- し被災箇所の応急復旧工法及び今後の方針について、調整会議の訓練も実施しました。
- (沖縄総合事務局 防災課)
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- ◆ 国際大ダム会議(ICOLD)のポストツアー九州・沖縄コースで億首ダムを視察
- ※ICOLD=International Commission on Large Dams
- ○平成24年6月2日〜8日まで京都で開催された国際大ダム会議第80回年次例会及び、第
- 24回大会のポストツアーの一つである九州・沖縄コースがあり、そのツアーでイラン、オース
- トラリア、南アフリカ、ニュージーランド、中国、日本などの国々の方、20名(随行含む)が億
- 首ダムを視察しました。
- ○沖縄には6月11日から14日まで滞在され、滞在中は国が建設中の億首ダム、国管理の羽
- 地ダム、福地ダム、大保ダム、米須地下ダム(農水)、そして、沖縄やんばる海水揚水発電所
- (電源開発株式会社)を視察しました。
- ○億首ダムの視察は6月12日にあり、北牧事務所長が億首ダム事業と億首ダムの特徴であ
- る台形CSGに関する概要を説明しました。説明後、多数の質問があり、特に視察現場に持ち
- 込んだCSGのコンクリートコアサンプルやCSGの材料について活発な質疑応答がありました。
- ○その後、昼食をはさんで午後からは羽地ダムに移動し、羽地ダムの広報ホールにて億首
- ダムの台形CSGの設計や施工、そして情報化施工の取り組みについて英語の映像でまとめ
- たDVDを鑑賞しました。一行はその後、福地ダム、大保ダムを視察しました。
- (北部ダム事務所 調査環境課)
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