- 「沖縄総合事務局メールマガジン」令和3年8月11日(水)
- 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課
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- うちなーみじ
- 沖 縄 水 ニュース (第613号)
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- ※本メールはプライバシー保護のため、Bccにてメール配信しております。
- ※行政関係者の皆様には、役職で送付しておりますので、ご異動の際には、本メール宛て
- にご一報頂けると幸いです。
- ○令和3年「沖縄水ニュース」第4報を発信します。
- 皆様からの本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄県内の水にまつわるニュ
- ースや話題等の提供もお待ちしています。
- ※沖縄の方言で、沖縄は「ウチナー」、水は「ミジ」といいます。
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- 【見出し一覧】
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- ◆管理ダム周辺が世界自然遺産に!!
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- ◆福地ダムで防災ヘリコプター保安・誘導訓練を実施しました!
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- ◆大保ダムで事前放流を実施しました!
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- ○7月16日(金)~7月31日(土)で開催されてた第44回世界遺産委員会拡大会
- 合において、我が国から世界遺産に推薦していた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及
- び西表島」の審議が行われ、 パリ時間7月26日(月)11:42(日本時間7月
- 26日(月)18:42)に、本資産を世界遺産一覧表へ記載することが決定し
- (環境省報道発表より一部抜粋)、世界自然遺産に登録されることになりました。
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- ○今回登録された世界自然遺産のうち「沖縄島北部」(国頭村、東村、大宜味村)には、
- 国が管理する福地ダム、新川ダム、安波ダム、普久川ダム、辺野喜ダム、大保ダムの
- 6つのダムがあります。特に福地ダムの貯水池の一部、安波ダム、普久川ダム、辺野
- 喜ダムは世界自然遺産に隣接した緩衝地帯となっており、世界自然遺産に登録された
- 「やんばるの森」を間近に感じることができます。
- ○世界自然遺産登録を受け、北部ダム統合管理事務所としても引き続きダム管理区域の
- 適切な維持管理を行っていくとともに、当該地域への来訪者の増加が見込まれること
- から、各ダムの水源地域ビジョンを活用しながら更なるダム所在地域の活性化に向け
- た取組を地元自治体及び関係機関等と連携して進めていきたいと考えています。
【北部ダム統合管理事務所】
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- ◆福地ダムで防災ヘリコプター保安・誘導訓練を実施しました!
- ○7月6日(火)に北部地域で大規模災害が発生したと想定し、福地ダム場外離着陸場を
- 防災ヘリコプターの活動拠点とした際に行われるヘリの離着陸時の保安及び誘導訓練
- 等を行いました。
- 当日の訓練は、以下の3つの内容で行いました。
- ①保安訓練(防災ヘリコプターの離着陸時の安全確認等)
- ・離着陸方向の支障物(立木等)やヘリの離着時の飛散物の有無の確認
- ・風向きや雲の状況など、ヘリの運行上必要な情報連絡事項の確認
- ( 福地支所 ⇔ ヘリ搭乗者 )
- ②ヘリ誘導訓練(実際に福地ダム管理支所技術員によるヘリ誘導実地訓練)
- ③ヘリ給油訓練(ヘリ運航者による給油実地訓練)
- 今回の訓練を通して、実際にダムの場外着陸場が防災ヘリコプターの活動拠点と
- なった際に、ダム管理者として行う必要な防災行動を改めて確認することができま
- した。
北部ダム統合管理事務所】
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- 7月18日(日)、大保ダムでは台風6号に伴う事前放流を実施しました。
- 事前放流とは、より効果的なダム下流河川での氾濫被害の防止を目的とし、ダム所在地
- で基準を上回るような降雨が予測された場合に、利水者の協力を得て洪水前にダム貯留水
- の放流を実施することで、事前に予測流入量分の容量を確保するものです。
- 大保ダムの事前放流は、放流のための準備に2時間、徐々に放流量を増加させ最大放流量
- に達するまで2時間を要します。その後も3時間後毎に予測降雨量を確認しながら事前放
- 流の開始や停止を判断し、今回の台風6号による事前放流を延べ4日間実施しました。
- 今回は、台風6号が7月20日(火)から6日間も沖縄本島に接近した影響で降雨量が
- 多く、なかなか貯水位が下がらず緊張しながらも、適切に事前放流を実施しました。
- 今月に入っても、熱帯低気圧の接近に伴い8月4日(水)から大保ダムで事前放流を実施
- しました。
- 8月~9月は、台風発生数と沖縄県への接近数が多い時期となりますので、日頃から台
- 風などの気象情報に注意していただくようお願いいたします。
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