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  • ◆ 平成22年度沖縄総合事務局防災訓練(地震・津波)を実施!!
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  • ○地震・津波災害に対して適切な減災対策が図られるよう、去る9月3日(金)に地震・津波
  • 災害時の初動体制の構築を円滑に行うとともに、局内外の関係機関との間で迅速かつ的確
  • な情報伝達を行う等の防災訓練を実施しました。
  • ○訓練は、午後2時00分に沖縄本島近海(那覇の北約30km)で震源の深さ10Km、マグニ
  • チュード7.4、震度6強の強い地震が発生し、沖縄本島地方、宮古島・八重山地方に津波警
  • 報が発令されたとの想定で開始されました。
  • ○今回の訓練は、初めて沖縄県総合防災訓練と同日同時刻に開催して沖縄県との連携を図
  • ることとし、沖縄県総合防災訓練現場へのリエゾン職員や衛星通信車や防災ヘリの派遣によ
  • る災害情報の収集・配信・共有化や、支援ニーズ把握の訓練等を実施するとともに、沖縄県
  • の要請を受けて沖縄県総合防災訓練現場に緊急災害対策派遣隊(TEC−FORCE)及び、
  • 橋梁点検車、照明車、衛星通信車を派遣し、災害応急対策に対する技術的な支援を実施す
  • る等の自治体支援訓練を行いました。
  • ○また、所管するダム、道路、港湾、公園及び官庁営繕施設がそれぞれ被災したとの想定
  • で、沖縄県等関係機関との情報共有や建設業団体等と連携した応急復旧訓練(机上)、ま
  • た、小型衛星画像伝送装置による被災現場の状況報告及び画像配信訓練などを実施しました。
  • ○ダム関係では、建設中ダムにおいて工事用道路の法面が崩落し、土砂により建設重機が
  • 埋没したとの想定で、土砂を撤去後、運転手を救出、崩落個所の応急復旧を行うといった災
  • 害対応訓練(机上)を、管理ダムにおいては地震後の堤体、貯水池、ゲート等設備の被災状
  • 況確認のための臨時点検や、羽地ダムでは貯水池に落下したトラックから油が流出したとい
  • う想定で、備蓄資材のオイルフェンスや吸着マットによる流出油除去を行うといった災害対応
  • 訓練(机上)を実施しました。
  • ○今回の訓練では、関係機関にご協力頂き、有意義な訓練を実施することができました。
  • 関係機関の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。今後も、関係機関との連携を図りなが
  • ら、訓練後に挙がった様々な反省点を次回以降の訓練に活かして、当局の防災体制の強
  • 化、充実に努めてまいりたいと思います。 
  • (沖縄総合事務局 防災課、河川課、流域調整課)