平良港湾事務所

平良港の整備計画 漲水地区

平良港整備状況

【 状況写真 】

漲水地区再編計画

漲水地区は、平良港の一大物流拠点です。しかしながら、1)老朽化が著しく進行していることに加え、ふ頭用地が狭く、ユーザが非効率且つ危険な荷さばきを強いられていること、2)貨物船の大型化、特に冬場の季節風の影響を受けやすい岸壁の向きになっているため、運航率の低下に繋がっていること、3)耐震強化岸壁が未整備のため、大規模地震時の緊急物資等の輸送や円滑な災害復旧へ備えが不十分であること、4)近年の大型旅客船などクルーズ需要に対応していないことなど、平良港が抱える課題を解消するため、漲水地区の再編を以下のとおり計画しています。

(1)安全且つ円滑な荷さばきを行えるようにするため、ふ頭用地の拡張を図ります。
(2)貨物船の大型化やそれに伴い、さらに受けやすくなる冬期季節風の影響を最小限に抑えるため、岸壁の配置を改善します。
(3)災害時における緊急物資を円滑に受け入れるため、市街地に近い漲水地区に防災機能を備えた緑地とともに、耐震強化岸壁を一体的に配置します。
(4)大型化クルーズ船の寄港に対応するため、貨物船と旅客船が供用可能な公共埠頭として計画します。