主要直轄事業
     
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事業推進
   
防災施設業務
■概 要
ダム管理所(新川ダム) 衛星用アンテナ(那覇局)
ダム管理所(新川ダム) 衛星用アンテナ(那覇局)
 沖縄は、日本列島の南西に位置し、台風の常襲地帯である。台風等災害に見舞われた場合に関係機関との通信を確保するため、本土復帰と同時に無線による専用通信回線の整備を進め、現在、図に示す通信回線網を構築している。

 今後は、高度情報化社会へ対応するために、伝送品質の向上・大容量化・高速化を進めていく。

 また、道路、河川ダム等の維持管理に必要な道路情報設備、河川情報設備、レーダ雨量計設備、ダム管理設備、テレメータ施設、移動通信設備や各種管理設備等を整備している。

 さらに、今後のIT社会へ対応するため、光ネットワークを構築していく。

■多重通信回線系統図
■電気通信施設の現況
無線中断所アンテナ(湯湾岳)
無線中断所アンテナ(湯湾岳)



@多重通信設備
 沖縄総合事務局の防災通信回線で国土交通省及び各事務所との間の防災通信ネットワーク。
A移動多重通信設備
 災害が発生したときに、災害現場と事務所との間を緊急の多重回線で結ぶもので、災害対応の迅速化が図れる。
B衛星通信設備
 通信衛星を利用し、沖縄と国土交通本省及び各地方整備局を結ぶ通信設備で、地上の広域災害にも安定した通信が確保できる。
C移動通信設備
 災害現場・道路及びダムのパトロール車と事務所間の通信を行う設備で、その機動力を活かし道路、ダム等を巡視し、災害及び事故の状況を迅速かつ的確な連絡が可能である。
テレメータ警報局(漢那橋)
テレメータ警報局(漢那橋)



Dテレメータ設備
 河川、ダム、国道等に雨量・水位・風向風速等を自動観測・自動収集する設備で、管理区間の状況を常時把握している。
Eレーダ雨量設備
 雨域の状況を的確に捕え、防災対応に役立てている。
レーダ雨量観測局(八重岳) 沖縄レーダ雨量計
ダム操作卓(漢那ダム)
ダム操作卓(漢那ダム)



Fダム管理設備
 ダム操作を安全・確実にしかも迅速に行うためのコンピュター設備。
道の駅(許田)
道の駅(許田)



G道路情報設備
 交通の安全、円滑な交通を確保するため、道路状況、気象の状況を利用者に提供する設備。道路情報表示装置、VICS等を中心にシステムを構成している。
ライトアップ照明(とよみ大橋)
ライトアップ照明(とよみ大橋)


H電気設備
 各設備に電力を供給するための受変電設備、予備発電設備及び交通の安全を確保するためのトンネル・道路照明設備等を整備している。また、省エネルギー対策として福地ダムで小水力発電を、道の駅「許田」で太陽光発電を導入している。