中城湾周辺島尻泥岩地すべり対策調査検討委員会

概要

  平成18年6月に大規模な地すべり(安里地区)が発生した中城村を中心とした北中城村、西原町に至る東側斜面は、風化に対する抵抗力が弱く、軟質化、土壌化しやすいクチャと呼ばれる島尻泥岩が広く分布しており、地すべり危険箇所が連なっている。中でも、中城村は、中城湾に面する斜面全てが地すべり危険箇所とされており、その面積は村全体の41%に達する。

  これら、中城湾周辺の斜面は、安里地区地すべり危険箇所と同様な地形・地質を有しており、安里地区地すべり以外にも大規模な地すべりが同時多発的に発生する危険性が高いが、そのほとんどが未対策のままである。

  一方、北中城村、中城村、西原町の人口は、全県に比して近年の増加が著しく、特に地すべり斜面頂部に近接する台地では、大規模な宅地開発等が行われている。また、地すべり危険箇所末端部には、物流や観光の生命線である一般国道329号が縦断しており、国道沿いには、村役場や学校等の重要な公共施設等も位置している。そのため、大規模地すべりが発生した場合は、人的被害の他、社会・経済活動の麻痺、災害対応のオペレーション不能が懸念される。

  また、地すべり危険箇所の一つである中城村泊地区には、危険箇所内に世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」の一つである中城城が位置するが、その直下において擁壁の孕みだしや側溝の破壊が確認されており、大規模地すべりが発生した場合、重要な歴史的資産・観光資源への被害も懸念される。

  これらの状況を鑑み、県民の安全・安心の確保と、沖縄振興のための社会資本を保全する観点から、沖縄総合事務局と沖縄県では、この地域での大規模な地すべりの可能性とその対策の基本的な方針について検討するため、学識経験者等を構成員とした「中城湾周辺島尻泥岩地すべり対策調査検討委員会」を開催しました。

 

◇設立趣意書

◇委員名簿       

◇規約

◇委員会開催経緯

 ・第1回 委員会(平成22年3月26日)

 ・第2回 委員会(平成22年6月29日)

 ・第3回 委員会(平成22年7月29日)

◇最終資料(第3回委員会資料からの抜粋)

◇委員会からの提言「中城湾周辺島尻泥岩地すべり対策調査について」

 

◇問い合わせ先

沖縄総合事務局 開発建設部 河川課  

電話: 098−866−1911

      沖縄県 土木建築部 海岸防災課

        電話: 098−866−2410