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●本研究の背景と目的 |
○背景:
近年那覇港では、既往の知見を活かし、浦添第一防波堤の一部を「環
境共生型防波堤」として整備中である。同防波堤には、サンゴの着生・
成育を促す「@消波、A根固ブロックの凹凸加工」、サンゴの加入・着
生・成育を促す「B人工タイドプール」、港内外の海水の出入りを促す
「C通水部」等を設けている。将来は,環境共生機能を持たない対照
区のサンゴ成育状況と比較して、各技術の効果を評価する予定である。
○目的:
各技術と対照区で将来のサンゴ分布に影響を及ぼす可能性のあるサ
ンゴ幼生の加入量について調査し、基礎的な知見となる防波堤への
加入状況を把握することを目的とした。
●方 法 |
○使用材料:
サンゴ幼生調査用の加入量調査器
○調査時期:
2014年4月26日に海中に調査器を設置→ 7月3日に調査器を回収
(沖縄本島では,5月末から6月中旬にわたってサンゴの一斉産卵
の情報あり)
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