事業概要 −那覇港で実施しているサンゴの調査−
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那覇港で実施しているサンゴの調査
サンゴの成長と平成10年の高水温によるサンゴへの影響
施工直後

防波堤等の施工経過年数に伴いサンゴが成長していました。
その後、平成10年の高水温による影響のため、死んでしまったサンゴもあります。とくに浅い場所に多くみられるミドリイシの仲間がたくさん死んでしまいました。
現在は新たに幼サンゴがみられるようになり、今後の回復が期待されます。

施工後4年目
施工11年目 施工19年目

平成10年のサンゴの白化現象
白化現象とは、サンゴの体内に共生する褐虫藻が抜け出すことなどにより、サンゴの石灰質骨格の白い色が直接見えてしまう現象です。これが長期間続いた場合にはサンゴは死んでしまうことがあります。沖縄周辺では高水温の影響と考えられる大規模な白化現象が平成10年の夏に発生し、浅い場所のサンゴはほとんど死んでしまいました。
白化したサンゴ
白化後死滅したサンゴ
施工後4年目
施工後4年目
施工後7年目
施工後7年目
施工後11年目
施工後11年目
白化後死滅したサンゴ
白化後死滅したサンゴ

同一地点でのサンゴの成長を記録したものです。
四画の一辺は50cmでサンゴの成長の様子が良くわかります。
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