平成20年3月22日(土)に開通した那覇空港自動車道の一部区間、一般国道506号豊見城東道路について、開通直後の効果をとりまとめましたので、以下の通り報告します。(調査日 平日:H20.3.25 休日:H20.3.30)
●1日1万台以上が開通区間を利用!
今回開通した豊見城・名嘉地IC〜豊見城IC区間においては、開通直後で平日:約10,300台/日、休日:約11,500台/日と、いずれも10,000台/日を超える利用交通量が観測されました。
また、既開通区間の豊見城IC〜南風原南IC区間でも、今回の開通にともない3割以上の大幅な利用交通量増加が見られています。
●開通区間に並行する路線では、混雑時間帯の交通量が減少!
開通直後は春の観光シーズンにあたっていたため、並行する国道329号や国道507号、県道68号線の交通量は供用前に比べて増加傾向になっていますが、時間帯別に見ると、朝の時間帯では各路線とも顕著な減少が見られました。
●那覇空港⇔高速道路最寄りI.C.間の所要時間が約15分短縮!
豊見城・名嘉地ICが設置されたことで、那覇空港⇔高速道路最寄りIC間の所要時間が供用前の約25分(那覇空港〜豊見城IC)から供用後の約10分へと15分短縮しました。
●那覇I.C.周辺や豊見城I.C.周辺の混雑緩和にも寄与!
開通前には那覇ICや豊見城IC出口部などで発生していた交通渋滞がほぼ解消されました。
●那覇市街地を迂回する『外郭環状道路』としての機能が発現!
開通前に比べ、沖縄自動車道と那覇空港自動車道を連続して利用する交通が約1割増加しました。
これまでは一般道を利用して那覇市街地を通過していた交通が、開通にともない高速道路に転換したことが要因の一つとして考えられ、那覇空港自動車道の那覇市街地を迂回する『外郭環状道路』としての機能が発現してきています。
※詳細については別添「参考資料」をご参照下さい。 |