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システムの機能や情報の流れの構造を図で表現する手法の1つ。CALSに採用されたことで、注目度が高まった。
米空軍が航空機製造の効率化を図るために、1977年にスタートしたICAM計画で作られた。
IDEFは開発途中のものも含めると16種類ある。IDEF0は機能と情報の関係を明確にした機能モデルを記述するためのもの。
機能を四角形の中に記述し、四角形に入る、もしくは四角形から出る情報を矢印で表現する。
IDEF1は情報の関係を記述して情報モデルを作るためのもの。
リレーショナル・データベースの論理設計用にはIDEF1Xが用意されている。
IDEF2は機能や情報の動きに時間軸の概念を持たせた、動的なモデルを記述するためのもの。
これ以外にIDEF3〜14まであるが、実用化レベルで完成しているのはIDEF6までである。
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