- 平成22年8月4日(水)
- 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課・流域調整課
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- うちなーみじ
- 沖 縄 水 ニュース (第378号)
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- ○毎年8月1日は「水の日」、8月1日〜7日は「水の週間」です。水資源の有限性、水の
- 貴重さや水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めるため、国、
- 地方公共団体及び関係諸団体が連携して各種行事が実施されています。
- ↓「水の週間」に因んだ行事はこちらから↓
- http://www.mlit.go.jp/report/press/water01_hh_000051.html
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- ○「水の日」の一環で実施された「第32回全日本中学生水の作文コンクール(主催:
- 国交省、都道府県)」で、沖縄県内から国土交通大臣表彰に2人入選しました。また、
- 県知事表彰に優秀賞3人、入選2人受賞され、8月2日に県庁で授賞式が行われました。
- ↓国土交通大臣表彰はこちら(国交省HP)から↓
- http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/tochimizushigen_mizsei_tk1_000010.html
- ↓県知事表彰はこちら(沖縄県HP)から↓
- http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=39&id=15869&page=1
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- ○4日0時現在の国管理7ダムの貯水率は平年86.8%に対して99.9%となって
- おります。
- ↓水情報等の詳細はこちらから↓
- http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/mizu/suigen_portal/suigen_portal.html
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- ○大保ダム(北部ダム事務所)では現在、試験湛水を実施しています。
- ↓試験湛水状況の詳細はこちらから↓
- http://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/jigyou/kakudamu/taiho/sintyoku/index.html#tansui
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- ○平成22年度「沖縄水ニュース」第17報を発信します。
- 皆様からの、本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄県内の水にまつわる
- ニュースや話題等の提供もお待ちしています。
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- ※沖縄の方言で、沖縄は「ウチナー」、水は「ミジ」といいます。
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- 【見出し一覧】
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- ◆ 第3回 中城湾周辺島尻泥岩地すべり対策調査検討委員会を開催!
- 〜森と湖に親しむ旬間関連行事開催報告〜
- ◆「福地ダムまつり」の開催報告について
- ◆「第4回 安波ダムまつり」の開催報告について
- ◆ 漢那ダムまつり大盛況!
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- ◆ 第3回 中城湾周辺島尻泥岩地すべり対策調査検討委員会を開催!
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- ○沖縄総合事務局と沖縄県は、6月29日に学識経験者や行政担当者を委員とした第3
- 回中城湾周辺島尻泥岩地すべり対策調査検討委員会を開催しました。
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- ○この委員会は、中城湾に面した「北中城村、中城村、西原町」にまたがる一連の東側
- 斜面を対象として、この地域での大規模な地すべりの危険性とその対策の基本的な方
- 針について検討を行うものです。
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- ○最終回となる今回は、第1回の「島尻層群泥岩地すべりの特徴の整理」、第2回の
- 「対象地の現況把握」を踏まえて、「島尻層群泥岩地すべり対応方針・手法の策定」
- についての審議が行われ、以下の貴重な意見を賜りました。
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- 提言の概要
- ・これまでの事後対策のみならず、災害前の予防対策が重要
- ・このためには今後、場所を絞り植生や周辺土地利用、流入水状況を含めた詳細な地
- 形・地質調査等が必要
- ・地すべりの機構解析等には高度な技術力を要することから、国の支援を受けつつ広
- 域的・効率的で集中的な対応が望まれる。
- ・中城湾周辺斜面地すべりの予防対策は、「沖縄21世紀ビジョン」に掲げられる、
- 大規模自然災害等に対する「セーフティーネット(安全網)形成」の中軸であり、
- 推進体制の確立を早急に進めることが望まれる。
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- ○沖縄総合事務局と沖縄県では、今後の島尻層群泥岩地すべりへの対応に、委員からの
- 意見及び提言を反映させて参ります。
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- (沖縄総合事務局 河川課)
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- ◆「福地ダムまつり」の開催報告について
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- ○去る7月24日(土)に開催された「福地ダム夏休み自然体験会&東村夏まつり」は、
- 天気にも恵まれ、ダム湖(福上湖)に多くの水を湛えた最高の状態で来場者を迎える
- ことができました。
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- ○今年は開催日が他地区の行事とも重なったことが影響したのか、例年に比べ若干少な
- め(約1,600人)ではあったものの、各種イベントに参加したお客さんからは多くの
- 「満足」の声を聞くことができました。
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- ○「福地ダム自然体験会」では、ダム湖で自然観察船『ゴンミキ号』による湖面遊覧や
- カヌー体験、芝生広場では、クラフト・貝殻細工の工作体験やダム施設見学で多くの
- 方が楽しむ姿がみられました。
- また、今年は「うなぎつかみ取り」がなくなり、参加者が減るのではと予想された川
- 遊び会場でも、「足水体験」や「降雨体験」で涼を楽しむ人々や、減勢池の下では
- 「ウォータースライダー」「簡易プール」や、自然の川の中で楽しそうにはしゃぐ子
- 供達の声が響きわたり、大盛況のうちに自然体験会を終えることができました。
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- ○その後、夕方からは会場を移し、東村つつじエコパークにおいて「東村夏まつり」が
- 開かれ、「子供エイサー」「民謡ライブ」「ご当地バンドのライブ」、地元の婦人会
- による踊り等の多彩なステージイベントで盛り上がり、最後は夜空に広がるレーザー
- ショー、間近で打ち上げられる迫力満点の花火で見事に締めくくりました。
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- (北部ダム統合管理事務所 福地ダム管理支所)
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- ◆「第4回 安波ダムまつり」の開催報告について
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- ○去る7月25日(日)に「第4回 安波ダムまつり」が開催されました。(来場者約540
- 人)安波ダム湖畔に隣接する「やんばる学びの森」の特設会場を主に、各種の催しが
- 行われました。
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- ○主会場のやんばる学びの森では、「親子で体験!ドラム缶ピザづくり」「ノルディッ
- クウォーク」「ジャングルカヌーツアー」「森林ガイドツアー」などが行われ、中で
- も「親子で体験ドラム缶ピザづくり」は低料金で参加できるため人気のコーナーで、
- 多くの親子が参加し、野外での料理を楽しんでいました。
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- ○また、今回から新たに実施する「ノルディックウォーク」と「ジャングルカヌーツア
- ー」はまさに森と湖に親しむ旬間の趣旨に沿ったイベントで、やんばるの森と湖を肌
- で感じることができたと思います。
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- ○安波ダム湖面遊覧は、申し込み開始から短時間で定員に達する人気ぶりでした。4月
- 〜7月の恵みの雨によりほぼ満水状態を維持したダム湖では、普段見ることのできな
- い「シゲランファの滝」(満水近辺まで水位が上昇しないと行くことが出来ない)を
- 観る事ができ、観客は大満足の様子でした。
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- ○昨年オープンした「鬼太郎カフェ」(映画「ゲゲゲの鬼太郎 実写版」のセットで使
- った鬼太郎ハウスがやんばる学びの森に移築された。)にちなんだ「鬼太郎ゲタづくり
- 体験」も行われ、参加した人たちは、作ったゲタを早速履いて鬼太郎になった気分に
- 浸っていました。思い出に残る体験になったと思います。
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- ↓関連情報についてはこちらから↓
- 【国頭村環境教育センターやんばる学びの森】
- http://atabii.jp/2010event-topics.html
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- 【北部ダム統合管理事務所】
- http://www.dc.ogb.go.jp/toukan/30kouhou/30-1.htm
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- (北部ダム統合管理事務所 安波ダム管理支所)
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- ◆ 漢那ダムまつり大盛況!
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- ○去る7月25日(日)に、森と湖に親しむ機会を提供することを目的とした、恒例の
- 漢那ダムまつりが開催されました。オープニングセレモニーの後に、漢那小学校全児
- 童合唱団によるさわやかな歌声や、松田夢宝太鼓(まつだむほうだいこ)の力強い音
- が響き渡り、オープニングセレモニーに集まった大勢の来訪者を魅了しました。
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- ○その後ステージでは、まつりに先立ち開催された「漢那ダムまつり少年野球大会」の
- 表彰授与が行われました。また、民放ラジオによる3時間スペシャル公開放送が行わ
- れ、まつりの実況中継や、女性ボーカルによるミニライブ、村内アーテイストライブ、
- 子供向けショー等が行われ盛り上がりました。
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- ○ステージ外では、ダム・森林・ダム周辺に生息する生物等を紹介したパネル展示や、
- 漢那ダム事業で整備した湿地ビオトープでの生物観察、また、ダム湖では「カヌー体
- 験」が行われました。漢那ダムは今年の全国高校総体でカヌー競技の会場となってお
- り、高校総体向けにセットされたコースの側で競技をイメージしながらカヌーを満喫
- したと思います。その他、「親子木工教室」「丸太切り体験」「自然体験クイズ」等、
- 子供達にとって普段の生活では味わえない貴重な経験になったと思います。
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- ○例年より時間は短縮されたものの、夏休みの最初の日曜日とあって多くの家族連れが
- 訪れ(来場者約6,000人)、スタッフや関係者の尽力により大成功を収めることがで
- きました。
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- (北部ダム統合管理事務所 漢那ダム管理支所)
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