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  • ◆ 平成23年度沖縄総合事務局防災訓練(地震・津波)を実施
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  • ○地震・津波災害に対して適切な減災対策が図られるよう、去る9月16日(金)に地震・津波
  • 災害時の初動体制の構築を円滑に行うとともに、局内外の関係機関との間で迅速かつ的確
  • な情報伝達を行う等の防災訓練を実施しました。

    ○訓練は、午前9時40分に沖縄本島南西沖を震源とする大規模地震(沖縄本島地方で最大
  • 震度7)、及び宮古島東方沖並びに石垣島東方沖(宮古島市、石垣市で最大震度7)で発生
  • し、その後、沖縄本島地方、宮古島・八重山地方に「大津波」警報が発表されたとの想定で実
  • 施されました。

    ○今回の訓練は、最大波10m以上の津波による事務所の被災を想定し、高所への避難訓
  • 練を初めて実施しました。その他に、沖縄県災害対策本部(沖縄県庁)にリエゾン隊員を派遣
  • し、当局災害対策本部に状況報告を行いました。また、防災エキスパート事務局である沖縄
  • しまたて協会へ被災情報収集依頼訓練を行うとともに、災害時における協定を結んでいる沖
  • 縄建設業協会等へ資機材要請訓練も行いました。
    しかしながら、台風15号の沖縄本島への接近による影響で、予定していた小型衛星画像伝
  • 送装置(Ku-SAT)による被災現場の状況報告及び画像配信や、衛星通信車、防災ヘリ出動
  • による災害情報の収集・配信等の訓練が実施できませんでした。

    ○所管するダム、道路、港湾、公園及び官庁営繕施設が被災したとの想定で、沖縄県等関
  • 係機関との情報共有や建設業団体等と連携した応急復旧訓練(机上)を実施しました。
  • ダム関係では、管理ダムの堤体、貯水池、ゲート等設備の地震時点検を実施し、津波により
  • 億首ダム下流の億首橋付近で足場等資材、濁水処理設備が流され河道閉塞を起こし、漢那
  • ダムではダム下流の各種設備が流され、またダム天端にクラックや、管理用道路法面が崩
  • 落したとの被災想定で災害対応訓練(机上)を実施しました。

    ○今回の訓練では、関係機関にご協力頂き、有意義な訓練を実施することができました。
    関係機関の皆様のご協力に感謝申し上げます。今後も、関係機関との連携を図りながら、訓
  • 練後に挙がった様々な反省点を次回以降の訓練に活かして、当局の防災体制の強化、充実
  • に努めてまいりたいと思います。

     ↓訓練の様子はこちらから↓
      http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/mizu/photo/H230916kunrenjyoukyou.pdf

     ↓国道交通省HP「台風期に向けた水害、土砂災害への備え」はこちらから↓
      http://www.mlit.go.jp/saigai/taifuukinimuketasonae.html

     
  • (沖縄総合事務局 防災課、河川課、流域調整課、建設工務室)