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 トップページ平成18年度更新履歴 ≫道路建設事業における自然環境保全貴重植物の移植2例

道路建設事業における自然環境保全
〜貴重植物の移植2例〜

1.はじめに
   沖縄県は島嶼県であり、独自の歴史を背景として、独特の自然環境を形成しています。そのため貴重な動植物も数多く分布しており、道路建設事業等における自然環境保全に対し県民の高い期待があります。北部国道事務所では自然環境に配慮した道路事業を推進しており、平成15年〜16年度に道路建設事業において、非常に貴重性が高い上に、生態情報が少なく、移植例の無い2種の植物の移植を行ったので、その事例を紹介します。
なお位置情報については植物保護の観点から、公開しません。

 

2.経過
   平成15年11〜12月に国道建設予定地から、国内では九州が南限とされる小型の1年草「マネキシンジュガヤ」が琉球列島で初めて確認されました。また環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種とされる小型の常緑多年草「ナガバアリノトウグサ」が沖縄本島では33年ぶりに確認されました。

マネキシンジュガヤ

【マネキシンジュガヤ】

ナガバアリノトウグサ

【ナガバアリノトウグサ】

 

3.移植方法

 

  移植方法は次のとおりとしました。
  「マネキシンジュガヤ」
@
移植時期:春先から活発になることから、3月上旬としました。
A
移植地:近接する尾根上の風衝地の草地を選定しました。
B
移植方法:移植地に直径1m程度の穴を掘り、自生地から採取した泥を水際にまき出しました。1年草であることから播種を行いました(泥の中に種子があることも期待しました)。
  「ナガバアリノトウグサ」
@
移植時期:春先から新葉を出し活発になることから、3月上旬としました。
A
移植地:近接する尾根上の風衝地の草地を選定しました。
B
移植方法:自生地から土壌を乱さぬように移植することとし、深さ10cmで堀取りバットに収容しました。移植地にはその土の塊がそのまま収まるように穴を掘って埋め込み、接合部分は隙間をなくし、水をかけてよくなじませました。

 

4.結果
   平成16年〜平成18年の調査の結果、一定の個体数を維持していることを確認し、移植地における結実も確認しました。
マネキシンジュガヤ移植地の個体数の推移グラフ

マネキシンジュガヤの結実

【マネキシンジュガヤ
         の結実】

ナガバアリトウグサ移植地の歩溜まりの推移グラフ




   
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