- はじめに
かつて、日本は欧米人もうらやむほど美しい国でした。
しかし今日、私たちが目の当たりにする風景や街並みは、調和を欠いた色彩の看板や蜘蛛の巣のような電線の氾濫など、とても誇らしい気持ちをもてる状況ではありません。
美しい日本の道と街並みの再生。そのためには世代を超えた普段の積み重ねが必要です。
特に子供の時から景観に対しての意識を抱き、身近な問題として捉えていくことに幅広く関心を持って頂くための契機として「ニッポンの道・街並みをよくしよう。ポスターコンテスト」を実施しました。
- ポスターコンテストとは
身近な道や街並みはどうしたらもっときれいになるのか。普段は余り気にとめないこのテーマについて、考え、話し合ってから、「こんな素敵な道や街並みがあったらいいな、こんな景色はなくしたい」と思う、道・街並みをポスターにしてもらいました。
- ポスターコンテストの審査結果
全国の小中学校から3,800余りの作品が寄せられ、去る2月21日に中村良夫氏(東京工業大学名誉教授)を委員長としコシノジュンコさんを副委員長とする「ニッポンの道・街並みをよくしよう。ポスターコンテスト」実行委員会が開催され、各賞の審査が行われました。
北部国道事務所で出前講座を実施した源河小学校・安田小学校の生徒41名にポスターを描いて頂き、全国審査の結果、源河小学校の生徒2名が賞を受賞しました。
- 「ポスターコンテスト」受賞作品の表彰式
平成17年3月29日に東京国立近代美術館において表彰式が行われました。優秀賞受賞の真栄田春樹ちゃんは東京への表彰式に参加しましたが、入賞の大城廣治君は参加することが出来ませんでした。名誉ある受賞を讃えるため、道と景観の会 ポスターコンテスト実行委員会に代わって北部国道事務所所長が伝達表彰を行うとともに、学校特別表彰をするために、北部国道事務所において改めて表彰式を開催することにしました。
日時:平成17年4月6日(水)11:00〜
場所:北部国道事務所 大会議室
※取材可能です。