- はじめに
かつて、日本は欧米人もうらやむほど美しい国でした。
しかし今日、私たちが目の当たりにする風景や街並みは、調和を欠いた色彩の看板や蜘蛛の巣のような電線の氾濫など、とても誇らしい気持ちをもてる状況ではありません。
美しい日本の道と街並みの再生。そのためには世代を超えた不断の積み重ねが必要です。
特に子供の時から景観に対しての意識を抱き、身近な問題として捉えていくことに幅広く関心を持って頂くための契機として主催「道と景観の会(座長−中村良夫・東京工業大学名誉教授、委員−コシノジュンコほか4名)」、後援国土交通省・文化庁により、『ニッポンの道・街並みをよくしよう。ポスターコンテスト』が実施されました。
- ポスターコンテストとは
身近な道や街並みはどうしたらもっときれいになるのか。普段は余り気にとめないこのテーマについて、考え、話し合ってから、「こんな素敵な道や街並みがあったらいいな、こんな景色はなくしたい」と思う、道・街並みをポスターにしてもらいました。
- ポスターコンテストの審査結果
全国の小中学校から1,772点の作品が寄せられ、去る平成17年12月に「ニッポンの道・街並みをよくしよう。ポスターコンテスト」実行委員会が開催され、各賞の審査が行われました。
源河小学校・具志川中学校・宮城中学校・平安座中学校の生徒45名にポスターを描いて頂き、全国審査の結果、名護市立源河小学校1年生の大城純菜さんが全国2位にあたる「文部科学大臣奨励賞」、源河小学校2年生の島袋純吏くん、源河小学校3年生の宮城春香さんが「入選」、源河小学校が「協力賞」を受賞しました。
- 「ポスターコンテスト」出展作品展示会の開催
今回、源河小学校・具志川中学校・宮城中学校・平安座中学校の生徒45名の描いてくれたポスターと、国土交通大臣室で行われた表彰式の写真を「道の駅 許田」において展示します。
小中学生が今回の応募テーマ「じまんの街並み・好きな道」からそれぞれイメージを膨らませ、思い思いに描かれたポスターを見て、将来の道・街並みについて家族で考える時間を持ってもらえればと思います。
平成18年4月25日
沖縄総合事務局 北部国道事務所
問い合せ 沖縄総合事務局 北部国道事務所
(0980-52-4350)
副 所 長 玉 城(内線204)
調査課長 眞栄里(内線451)