■平成17年度の事業達成度と平成18年度の業績計画
北部国道事務所では、やんばるの道について、道路利用者の意見に基づき、最適で良質な道路交通サービスを提供することが重要であり、成果主義の「道路行政マネジメント」として、平成15年度から、毎年度の数値目標と、目標達成のための施策や事業の妥当性を示した「業績計画書」を策定し、「マネジメントサイクル」の構築をスタートさせています。
「道路行政マネジメント」は、道路利用者のニーズにあった事業や施策を実施し、道路利用者の満足度の向上を実現するための仕組みのひとつです。
取り組み内容は、目標達成に向けて「目標設定」を行った施策について「実行」し、その達成状況についてアウトカム指標で「確認」する「達成度報告書」を公表し、その結果について「次への反映」を行い、次年度の「目標設定」をした「業績計画書」を公表するというプロセスを毎年度進め、道路利用者と積極的にコミュニケーションを図っていくことで、アカウンタビリティ(説明責任)の向上を図ります。
■主なアウトカム指標の平成17年度の達成度
@観光客(レンタカー利用者)の道路満足度(5段階評価)
平成17年度目標値:4.0 → 平成17年度実績値:4.2
(達成の要因:沿道の緑化や沖縄らしい景観の維持・創出により、目標が達成できました)
AIC(インターチェンジ)から観光地までの緑のネットワーク率
平成17年度目標値:63.3% → 平成17年度実績値:64.2%
(達成の要因:許田ICから海洋博公園までの経路である、国道449号において、緑化事業が進んだことにより、目標が達成できました)
B港湾まで30分でアクセスできる市町村人口の割合
平成17年度目標値:74.7% → 平成17年度実績値:74.7%
(運天港から30分圏アクセス人口が増加し、目標を達成しました。)
■平成18年度の目標計画
道路利用者等との協働・コミュニケーションを図っていくとともに、渋滞・環境対策及び交通事故対策において、下記の懇談会や社会実験など多面的な取組みを進めていきます。
● 渋滞・環境対策の取組みとして、恩納村におけるレンタサイクルの社会実験を実施します。
交通事故対策の取組みとして、地域住民等と協働して事故対策を検討・実施するため、「交通安全対策懇談会」(名護市東江4丁目交差点での事故対策)を開催し、事業内容の理解を深めるとともに、事業実施後の効果に関する評価について継続的に把握します。
平成18年11月28日
沖縄総合事務局 北部国道事務所
問い合わせ 沖縄総合事務局 北部国道事務所
TEL0980−52−4350(代表)
たましろ まさひろ
副 所 長 玉 城 正弘(内線204)
まえざと かずや
調査課長 眞栄里 和也(内線451) |