毎年開催される「海洋博公園サマーフェスティバル」では、花火大会が終了すると８,０００台近い車が一斉に帰宅するため、交通集中が原因で名護市や本部町において、著しい交通渋滞が発生していました。ピーク時には、大渋滞が発生し、海洋博公園から名護市内（国道５８号宮里３丁目交差点）までの所要時間が約３時間もかかっていました。

　そこで、北部国道事務所では、平成１７年度より、渋滞を緩和させるための社会実験を開始し、一定の効果を確認してきました。

　本年度も、引き続き、社会実験として実施することにしました。過去の実験において、効果の大きかった「パーク＆バスライド（Ｐ＆ＢＲ）」による社会実験を実施するもので、海洋博公園へ向かう人にバスを利用してもらい、バスによる人の大量輸送を行うことで、一般車両のピークカットを図り、渋滞緩和に繋げることを目的としています。

　“琉球ジャスコ名護店に車を停めて、海洋博公園までバスで行こう！”と題し、名護から花火大会会場近くまでバスでの送迎を行います。送迎バスは一般車両が通行することのできない海洋博公園内の道路を利用できるため、渋滞箇所を避けてのスムーズな運行が可能となり、名護〜海洋博公園間の所要時間は行きも帰りも約１時間と、通常道路の利用（約３時間）に比べ、約２時間と大きく時間を短縮することができます。

　ご利用をご希望の方は、下記のとおり、事前予約を開始しますので、ご確認ください。

北部国道事務所ホームページ（やんばるＲｏａｄ Ｎｅｔ）

問い合わせ　沖縄総合事務局　北部国道事務所

電話　0980−52−4350（代表）

副　所　長　 豊　田（とよだ） 　 紀明 （のりあき）（内線204）

調査課長　 眞栄里(まえざと)　和也（かずや） （内線451）