やんばるロードマガジンVol.16_北部国道事務所
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やんばるロードマガジンvol.16
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〜やんばるに息づく、いにしえの神々〜
400年の歴史を持つ、男性だけのお祭り
豊かな自然に囲まれたやんばるには、自然を信仰する伝統行事が数多く存在しています。 集落の男衆が山の神にふんして家や人々の邪気を祓(はら)い、豊穣を祈る「シヌグ」もその一つ。女性中心の祭事が多 い沖縄では珍しく、男性だけが儀式を司り、海神をまつる女性だけの祭りである「ウンガミ」と対をなすお祭りです。な かでも国頭村安田のシヌグは、規模の大きさ、400年という歴史の古さで群を抜いており、塩屋のウンガミと共にやん ばるの代表的な祭りとして知られています。
響き渡る太鼓の音、「エーへーホーイ!」の雄叫び
安田のシヌグには、「ウフ(大)シヌグ」と「シヌグンクァー(小)」の二つがあり、これら が隔年で交互に行われます。しかしシヌグのハイライトといえば、なんといってもウフシヌグのヤマヌブイの場面。集落の 男衆は老いも若きも総出で山に登り、山の神の神気を帯びた後、太鼓の音を響き渡らせながら集落に降りてきます。 全身に草木をまとい、「エーへーホーイ!」の雄叫びと共に現れるその姿は、まさに神々の化身。時を古代にさかのぼった かのような神秘的な光景に、見ている人々からも感嘆の声があがっていました。山から降りて来た男衆は、手に持った木の 枝で家や女性達から邪気を祓います。これを繰り返して集落全体を清めながら海へ向かい、浜辺で海と山の神に豊穣の祈り を捧げるのです。祈りが終わり、海や川で身を清めた後は広場で男女入り乱れてのカチャーシー。見物人も次々に引っ張り こまれ、踊りの輪が広がっていきます。そうして広場全体が賑やかな空気に包まれる中、ヤマヌブイは終わりを迎え、祭り は夜の部へと引き継がれていくのです。
道が交流を生み出し、交流が伝統を守る
知る人ぞ知る祭りとして受け継がれてきた安田のシヌグは、道路整備によりやんばるを訪れる人 が増えた頃から徐々にその貴重性を認められ、1978年には重要無形民俗文化財に指定されました。かつて険しい山々に閉 ざされることで古代の形を残し守られていた文化が、現在は人々の間に広く知れ渡ることで守られていこうとしているのです。 そして今年、2年に一度のウフシヌグが盛大に行われ、やんばるに伝わる厳粛な神事に新たな歴史が刻まれました。
今回のシヌグを見るために、村の外からも
たくさんの人が訪れていたよ。外部の人も、
村人と同じようにシヌグに参加して、この神
秘的なお祭りを肌で感じることができたんだ!
今年のウフシヌグも無事に終わって、
次に山の神にふんした男衆を見れるのは
また2年後。皆さんも是非足を運んで、
シヌグに参加してみてね!
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