〜ダイナミックな感動!冬の海を楽しむホエールウォッチング〜
冬の海からの贈りもの
ザッパーン!大きな音と波しぶきをあげて、海中からザトウクジラが姿を現します。平均35トンを超える巨体が宙
を舞う様は、まさに圧巻。「すごーい!」「迫力ある〜」ダイレクトに伝わってくる振動と迫力に、見ている人々か
ら次々と歓声があがります。
1月から3月にかけて、沖縄近海では北極からやってきたクジラ達が繁殖シーズンの真っ最中。求愛行動をとる雄の
派手なパフォーマンスや、お母さんクジラが赤ちゃんを伴って泳ぐほほえましい光景などが度々目撃されています。
この時期にお勧めなのが、彼らの姿を間近で見ることができるホエールウォッチング。まだまだ冷たい真冬の海から、
この季節にしか味わえないダイナミックな感動を私たちにとどけてくれます。
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愛嬌たっぷりのザトウクジラ
地球上で最大級のほ乳動物であるクジラ。実はクジラとイルカは同じクジラ目(もく)の仲間なのです。両者を明
確に区別する定義はありませんが、一般的には体長4m以上をクジラ、それ以下をイルカと呼んでいるようです。
沖縄へやってくるザトウクジラは、クジラの仲間のなかでも特に人懐っこい性格の持ち主で、おどけた仕草の人気
者。見学船まで近寄ってきてはテイルスラップ(背ビレたたき)やブロウ(潮吹き)、時にはブリーチ(全身をひねりな
がらの大ジャンプ)を披露してくれます。
そんな愛嬌たっぷりのザトウクジラですが、泳ぐスピードが遅いうえ船を恐れなかったため、早い時期から捕鯨の
対象とされ、多いときには6年間で6万頭もの個体が捕獲されたという歴史があります。度重なる捕鯨によって、か
つて世界中に約10万頭いたといわれるザトウクジラも、現在では1万頭ほどに減少してしまいました。現在、ザト
ウクジラの捕鯨は世界的に禁止され、クジラ達の保護に向けた生態調査などの取り組みが行われています。
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恩納発、クジラの自然な姿が見られる穴場スポットツアー
そんな貴重なザトウクジラに会えるホエールウォッチング。沖縄でもっとも有名なウォッチングスポットといえば慶良間
(けらま)諸島海域ですが、本島北部では恩納村の恩納漁港からも見学船が出航しています。万座毛の迫力ある断崖絶壁をす
り抜け、目指すは伊江島。ここはザトウクジラが繁殖行動のために多く集まる場所ですが、まだまだツアー催行会社や見学
船も少ないため、クジラに大きなストレスを与えることなく観察できる穴場的スポットとなっています。
平成21年に予定されている恩納南バイパス開通後は、本島中南部や名護市など中心市街から恩納村へのアクセスもます
ます良好になる予定。皆さんも、北部を訪れる際はぜひホエールウオッチングを体験し、クジラ達の魅力にふれてみてはい
かがでしょうか。
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