やんばるロードマガジンVol.22_北部国道事務所
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やんばるロードマガジンvol.22
≫ 〜うちなーが誇る色、世界一美しい青「琉球藍」〜
〜うちなーが誇る色、世界一美しい青「琉球藍」〜
青の色合いに魅せられて
3月下旬、冬の寒さがやわらぎ爽やかな晴天が続く頃になると、待ちに待った海開きが始まります。毎年春分の日前 後に沖縄最南端の八重山地方から始まり、徐々に北部地域でも海水浴シーズンがスタート!きらきら輝く青い海は、時に はエメラルドグリーン、またある時は黄金色と、時間と共に表情を変化させ、見る者を魅了します。
そして、沖縄にはそんな海の美しさを投影したかのような染料があります。その名も「琉球藍」。その魅力は、なんと いっても染める度に新たな感動をもたらす多様な色合い。琉球絣や紅型など、沖縄各地の伝統的な染織の青系統の色にな くてはならない存在です。
想いと色が重なって受け継がれる
琉球藍の原料は、本土の藍染めに用いられるタデ科の蓼藍(たであい)ではなく、キツネノマゴ科の琉球藍草。薄暗い 湿地や山間地を好み、やんばるの風土になじむ多年草です。この琉球藍草を水に浸けて発酵させたものに石灰を加え、 上澄みを捨てながら丹念にかきまぜて染料となる藍(泥藍)を造ります。大変な手間と労力をかけて造られた藍が染め出 す藍染めの色は、他の染料では決して真似できない深みのある美しさ。青の色素成分「インディゴ」の含有量の高さを誇 る琉球藍草ならではの濃さと透明感を併せ持った色合いが「世界一美しい藍」と称され、国外からも注目を集めています。
かつてはやんばる全域で盛んに行われていた藍づくりも、合成染料の普及や作業の過酷さなどが原因となって次第に衰 退し、後継者不足が大きな問題となっています。現在、藍づくりは本部町伊豆味など限られた地域でしか行われておらず、 国の認定を受けた技術者にいたってはたった一人。こうしたわずかな人々が、伝統染織の作り手たちの切なる願いをうけ、 沖縄の染織に欠かせない琉球藍を守り続けているのです。
やんばるの地で、真の豊かさに触れる
琉球藍の産地・本部町伊豆味にある工房「藍風」では、実際に藍染めを体験することができます。藍は空気に触れて 発色する性質を持つため、藍液に浸しては取り出す作業を繰り返して布を染めていきます。最初に藍液から出した瞬 間のグリーンから、空気に触れる度に布の色がどんどん変わっていく様子は、刻々と変化する沖縄の海のよう。染め 上がった布が乾くまでの間、併設されたカフェでゆったりと時間を過ごしていると、こうして自然に囲まれ、素材と過程 にこだわった本物の美しさに触れることこそ真の贅沢であるように思えてきます。
豊かな自然の中でしかつくれない琉球藍は、やんばるの地に今もひっそりと、けれど確かに受け継がれています。琉 球藍を守るためには、それを育むやんばるの自然を守ることが必要不可欠。当事務所もまた、緑豊かなやんばる の自然環境を保全するため、エコロードの整備など自然に配慮した道路事業を促進しています。
沖縄が世界に誇れる素晴らしい染料
なのに、今ではほとんど作れる人がいない
んだね。こういった伝統ある技術を未来に
残していってほしいなぁ・・・
本部町伊豆味にある工房「藍風」
では、琉球藍を使った藍染めが体験できる
らしいよ。こういった場所で琉球藍の美しさに魅了
されて、技術を受け継ぎたい!と思う人が出てく
るといいね。
皆さんも、一度藍染めを経験して、その神秘的
な美しさにふれてみては?
藍染め体験については下記のホームページを参考にしてください。
⇒●藍染茶房 藍風(あいぞめさぼう あいかぜ)
http://www.ocvb.or.jp/card/ja/0600000485.html
【「藍染茶房 藍風」カフェの入り口】
内閣府 沖縄総合事務局 北部国道事務所 〒905-0019 沖縄県名護市大北4丁目28番34号 [TEL]0980-52-4350 [FAX]0980-52-1131
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