事業概要 - 道路の改築 - 金武バイパス :やんばるロードネット_北部国道事務所
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テーマ1

安全

 

交通事故を未然に防ぐ道づくり
管内の事故が多発する区間の調査を行い、事故発生要因を
解明し、より安全な道へと生まれ変わらせます。

 

    現状と課題
交通事故死者数グラフ

 

    交通事故の増加

 

 北部地域における死傷事故件数は近年は減少傾向ですが、依然として高い現状であり、最も少なかった平成7年の324件に比べ、平成19年は876件と約2.7倍となっています。

市街地を中心に発生
死傷者事故件数グラフ

 

 当事務所管内の市町村毎の死傷事故発生件数をみると、うるま市、名護市などの市街地部において、交通事故が発生しています。

 

    具体的な施策
      交通事故対策事業
     管内の国道58号および国道329号上の死傷事故が多発している区間を「要対策箇所」として位置づけ、要対策箇所について道路の状況や事故発生要因など調査を行い、抜本的あるいは暫定的な対策メニューを策定し、計画的な交通安全対策事業を実施しています。
     名護市東江4丁目交差点
交通安産対策懇談会の様子
   

 国道58号の名護市東江4丁目交差点は、交通事故が多発している箇所でした。

 そこで、地域住民や小学校関係者、警察を招いて交通安全対策懇談会を行い、住民の意見を取り入れた事故対策を実施しました。

 また、実施後も懇談会を行い、地域住民の方々と対策の効果を確認しました。

 
     
対策内容  
対策前の様子
対策後の様子
市道から国道へのフリー箇所で視認性が悪い
右左折信号制御(市道から国道への左折フリー排除
交通島が多く交差点形状が複雑  
交通島を縮小して交差点形状をシンプルにする
歩道がない区間があり危険
歩道がなく危険だった箇所へ歩道の設置
横断歩道の中央に段差がある
横断歩道の段差解消

 

■交通安全対策
  (乱横断防止柵の設置)の実施

 

   

●名護市の状況

・沿道に商業施設が立地している名護市東江4丁目交差点〜宮里3丁目交差点区間では、乱横断による死亡事故が多発しており、地元住民や所轄署からの要望もあり、平成19年度〜20年度に横断防止柵を設置しました。

死亡事故件数
●乱横断防止柵の設置
・乱横断の防止対策として、東江4丁目交差点〜東江4丁目(北)交差点までの中央分離帯に横断防護柵を設置。

対策実施状況 

    対策効果

 

    対策前後の事故件数の比較や、道路利用者との共に行なった協働パトロールのアンケート結果から、宮里3丁目交差点で行なったカラーの滑り止め舗装の整備は効果的であったことがわかりました。
事故件数
対策前後の事故発生状況の比較
 
Q.交差点改良の実施により安全性が向上したと思いますか?

住民アンケート結果

 

【住民アンケート結果】

 

 

 

 

 

通行規制による孤立人口を減らす
異常気象時の通行規制により孤立する人々を減らすため、通行
規制区間の解除に向けて危険な道路箇所の改良事業を行ないます。

 

    現状と課題

越波の様子(国頭村)

【越波の様子(国頭村)】

 

     
異常気象時に多くの住民が孤立

 当事務所管内には県管理路線を含めて5箇所(総延長56.66km)の事前通行規制区間が存在し、大雨や越波による通行規制時には名護市、国頭村、東村あわせて約1,900人の人々が孤立状態となります。

  集落名 人口(人)
 国頭村字奥
206
 国頭村字辺戸
108
 国頭村字宜名真
177
 国頭村字宇嘉
62
 国頭村字辺野喜
174
 国頭村字佐手
101
 国頭村字謝敷
45
 国頭村字楚洲
68
 国頭村字安田
185
10
 東村字慶佐次
183
11
 東村字有銘
384
12
 名護市字天仁屋
133
13
 名護市字天仁屋底仁屋区
81
 
1,907
事前通行規制区間と規制の影響を受ける集落
【北部国道事務所管内の事前通行規制区間と規制時の孤立人口】

 

事前通行規制区間とは・・・?

台風による飛び石の被害

【台風による飛び石の被害】

 台風や大雨などの異常気象時に災害が発生する危険性が高く、あらかじめ通行止めとなる区間のことです。災害発生前から危険な箇所の通行を禁止することで、土砂崩れや落石などの予測不可能な災害から人々を守ることができる一方、道路が通れなくなることで孤立し、生活に大きな支障をきたしてしまう住民が発生しています。

 

 

    具体的な施策
     
謝敷拡幅 担当課:工務課  

謝敷拡幅・事業ルート

【事業ルート】

     国頭村字佐手から同村字与那地区は、台風等の異常気象時に波浪による越波、大雨による土砂崩れ、落石等の恐れがあり事前通行規制区間に指定されています。そこで、越波および、法面対策を施し、これらの危険を解消することで、通行規制区間が会場され、孤立人口を約380人減少させることができます。また、あわせて、緊急輸送道路としての機能を確保するため、全国防災事業として、法面・盛土の防災対策等を実施します。

設計諸元・平成24年度の予定

区間
 国頭村字佐手〜同村字与那
延長
 3,300m
構造規格
 区分:3種2級
 設計速度:60km/h
 車線数:2車線
平成24年度の予定
 工事促進
     ●標準断面図
   
標準断面図
 ●事業位置図  
     
事業位置図
       
座津武防災 担当課:工務課    
       国頭村宇嘉地区は、台風等の異常気象には波浪による越波、大雨による土砂崩れ・落石等の恐れがあり、事前通行規制区間に指定されています。このような問題を解消するため、土砂崩れ・落石等の危険箇所である座津武トンネルを回避し、併せて事前通行規制区間の解除と脆弱な幹線道路機能の向上と改善を図る事業を行います。この事業により、通行規制時の孤立人口が約490人減少します。また、あわせて、緊急輸送道路としての機能を確保するため、全国防災事業として、法面・盛土の防災対策等を実施します。

座津武防災・事業ルート

【事業ルート】

     

設計諸元・平成24年度の予定

区間
 国頭村字宇嘉〜同村字宇嘉
延長
 1,400m
構造規格
 区分:3種2級
 設計速度:60km/h
 車線数:2車線
平成24年度の予定
 工事促進
       ●事業位置図
      座津武防災・事業位置図
       ●標準断面図
     

標準断面図

 

 

 

 

 

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