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地域住民への道路整備に対するアンケート調査の結果、渋滞対策に次いで電線・電柱の地中化が優先して実施すべき対策に挙げられます。
地震や台風などの災害時には、電柱の倒壊や電線の切断により電力が絶たれる場合があります。さらに、倒れた電柱による交通の分断など様々な二次災害を発生させる原因にもなっています。
図面
番号
整備延長
(km)
電線共同溝は、電気や通信などの電線管理者のケーブルを通す管を共同で歩道などの地下空間に直接埋設するものです。電線の宅地内への配線や電線に付属する機器を設置するため、所々に特殊部(コンクリート製の桝)や地上機器が設けられます。
【電線共同溝の仕組み】
電線共同溝事業で電線・電柱を地中化することにより、歩道を利用する人にとって安全・快適で美しい歩行空間を確保でき、また、災害時に強い街づくり等さまざまな効果が期待できます。
【安全で快適な歩行空間の確保】
【台風などの災害の防止】
【都市景観の向上】
【地中化整備の対策前後】
当事務所管内には、狭いうえ段差が大きい歩道など、誰もが安全で快適に歩くことのできる歩道が整備されていない箇所があります。
【恩納村谷茶の様子】
【国頭村半地の様子】
国道58号は、国頭村を起点とし、那覇市に至る延長120kmの主要幹線道路である。
当該事業予定箇所の大宜味村は、山地・丘陵部が多く平地が少ないため、住宅地や公共施設等の用地が不足しており、現在、塩屋湾外海の埋立事業を行っています。
当該区間は、もともと海側に歩道がなく、村の埋立事業により役場や学校、分譲住宅等が建設予定となっており、歩行者の増加が予想されることから、安全歩行空間を確保するために歩道新設の整備を行っていきます。
【対策効果のイメージ】
【国道58号名護市世冨慶】
【国道58号恩納村安冨祖】