平成23年3月2日(水)
内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 河川課・流域調整課
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うちなーみじ
沖 縄 水 ニュース (第406号)
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○3月5日は、サンゴの日です。沖縄には日本最大の珊瑚礁である石西礁湖をはじめ、沖縄
本島や慶良間諸島などに約380種以上のサンゴが存在すると言われています。
しかし、現在、水温の上昇やオニヒトデの大量発生、赤土流出や沿岸の開発などで、サンゴ
を取り巻く環境は厳しくなっています。
○沖縄本島周辺に残るサンゴ礁のほとんどが被度10%以下に落ち込む中で、沖縄県は、
これまで民間企業や漁協、市民団体などが取り組んできたサンゴの移植活動に新年度から
本格的に参入するとしています。サンゴ礁保全再生事業の一環で、2016年度までの6年間
に2海域で計3ヘクタール・約9万本の植え付け、及びオニヒトデ駆除や調査研究等に対する
民間の保全活動への財政的支援が行われるとのことです。
↓サンゴの生態については以下のHPから↓
http://www.wonder-okinawa.jp/004/j/coral/01.html
○<ダム貯水情報>2日0時現在の国管理7ダムの貯水率は82.1%(平年67.9%)
<雨量情報>2日0時までの1週間の7ダム流域累計雨量は36mm、
先月(2月)の雨量は109mm(平年126mm) (平年比86.5%)、
(昨年309mm)(昨年比35.3%)、
先月までの累計雨量は201mm(昨年402mm)(昨年比50.0%)
↓水情報等の詳細はこちらから↓
http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/mizu/suigen_portal/suigen_portal.html
○平成22年度「沖縄水ニュース」第45報を発信します。
皆様からの、本ニュースについてのご意見・ご要望等、また沖縄県内の水にまつわるニュー
スや話題等の提供もお待ちしています。
※沖縄の方言で、沖縄は「ウチナー」、水は「ミジ」といいます。
【見出し一覧】
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◆ 億首ダム定礎式を開催しました!!
◆ 第1回羽地ダム環境ネットワーク協議会の開催報告について
◆ 第4回大保ダムモニタリング部会、第2回億首ダムモニタリング部会を開催しました!
◆ 平成22年度 沖縄地方ダム管理フォローアップ委員会の開催報告について
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◆億首ダム定礎式を開催しました!!
○去る2月26日(土)に沖縄総合事務局の主催による億首ダムの定礎式を開催しました。
式典では沖縄総合事務局長の式辞及び沖縄県知事(代理:沖縄県土木建築部部長)・地元
金武町長の祝辞の後、北部ダム事務所長による工事経過報告、施工会社代表による工事
安全宣言を行い、定礎の儀を執り行いました。礎石の搬入では地元金武町に古くから伝わ
る金武口説(きんくどぅち)の歌に合わせ、北部ダム事務所長の先導で礎石が搬入されました。
○礎石の搬入に続き「鎮定(ちんてい)の儀」、「斎鏝(いみごて)の儀」、「斎槌(いみづち)の
儀」が厳かに執り行われ、ダム堤体の永久堅固と安泰を祈願しました。次に「埋納(まいの
う)の儀」では、地元、金武・中川・嘉芸小学校の児童6名がメモリアルストーンを礎石の周り
に納め、その後、重ダンプ車により搬入された堤体材料であるCSGが礎石埋納箇所に投入
されました。
○CSGの投入に合わせ、玖珠(くす)玉を開放、沖縄総合事務局開発建設部長の発声に合
わせ、式典参加者全員による万歳三唱で定礎を祝し、無事に式典が終了いたしました。
○現在、億首ダム本体工事の進捗率は約57%、堤体打設の進捗率は30%(堤高EL
4.5m)となっています。
↓億首ダム定礎式の状況はこちら(北部ダム事務所HP)から↓
http://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/jigyou/kakudamu/okukubi/sinchoku/index.html#teisoshiki
(北部ダム事務所 億首出張所)
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◆第1回羽地ダム環境ネットワーク協議会の開催報告について
○去る2月28日(月)に北部ダム統合管理事務所・地域住民代表・名護市役所等関係機関
約40名が参加し、第1回羽地ダム環境ネットワーク協議会を開催しました。
○本協議会は、羽地ダム湖周辺の道路沿いや貯水池上流部において不法投棄が多数確認
されていることから、沖縄県民の命の水瓶である羽地ダム周辺の良好な自然環境を維持す
るため、不法投棄防止を目的に設立されたものです。
○会議では、羽地ダム周辺の不法投棄の現状について報告がなされ、今後の防止策や啓
発活動等の検討課題を協議し、3月中には関係機関が協力して不法投棄物の撤去を行うこ
ととなりました。
○会議に引き続き羽地ダム上流付近の現地パトロールを行いました。参加者は不法投棄物
の多さを目の当たりにし、「思った以上にひどい状況だ」、「これからの引っ越し時期や地デジ
切替え時期等はもっと増えるのではないか」等の声も聞かれました。
○今後も定期的に協議会を開催し、防止策の検討・実施及びパトロールの強化等を行い、
不法投棄防止に努めていきたいと考えています。↓実施状況はこちらから↓
http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku2/mizu/photo/kankyounettoworkkyougikai.pdf
(北部ダム統合管理事務所 羽地ダム管理支所)
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◆第4回大保ダムモニタリング部会、第2回億首ダムモニタリング部会を開催しました!
○去る2月23日(水)に沖縄地方ダム管理フォローアップ委員会の部会として、大保ダム及
び億首ダムのモニタリング部会を沖縄総合事務局にて開催しました。
※モニタリング部会とは
試験湛水開始前から管理初期段階までの移行期間における環境変化等を詳細に分析・評
価するためのモニタリング調査を行い、調査計画及び結果分析等を客観的、科学的に行う
ため、自然環境ほか様々な分野を専門とする学識経験者より指導助言を受けることを目的
に設置しています。
○第4回目の開催となりました大保ダムモニタリング部会では、この1年間で試験湛水の最
高水位から最低水位までの水位低下が行われる中、大保ダムの水環境や生物等への影響
について、これまでのモニタリング調査の結果報告と今後の調査計画について以下の指導・
助言等をいただきました。
・アオバラヨシノボリ(大保ダム貯水池上流域で絶滅が危惧されている貴重種)の生息環境
を保全するために実施した対策の効果を検証していくこと。今後も追加の保全対策を実施す
る等、引き続きアオバラヨシノボリの保全に取り組むとともに、継続してモニタリング調査を行
っていくようにとの意見をいただきました。
4月からのダム供用開始にあたり、適切なダムの運用に資するよう、今後も引き続きモニタ
リング調査を実施していきます。
○今回が第2回目の開催となりました億首ダムモニタリング部会では、億首ダムが平成23
年度から試験湛水を開始するにあたり、試験湛水前のこれまでの環境調査結果の報告と今
後の調査方法や調査地点などに関して、指導・助言等を頂きました。
・億首ダム建設工事により生育環境が消失した貴重植物を保全するために移植した貴重植
物の生育状況について、移植後の現在も順調に生育していることを報告し、周辺の環境変
化も把握しつつ、引き続き調査を実施するように意見を頂きました。
今後は、この調査計画に基づいてモニタリング調査を実施していきます。
(開発建設部 河川課、北部ダム事務所 環境課)
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◆平成22年度 沖縄地方ダム管理フォローアップ委員会の開催報告について
○去る2月25日(金)に沖縄総合事務局では平成22年度沖縄地方ダム管理フォローアップ
委員会を開催しました。当委員会は「ダム等の管理に係るフォローアップ制度」に基づき設置
されており、管理段階における洪水調節実績、環境への影響等の調査及びその調査結果
の分析と評価を一層客観的、科学的に行い、当該ダム等の適切な管理に資するとともに、
ダム等の管理の効率性及びその実施過程の透明性の一層の向上を図ることを目的としてい
ます。
○今年度対象ダムである安波・普久川・辺野喜ダムの定期報告では、洪水調節、利水補
給、堆砂、水質、生物、水源地域動態等、ダム管理上重要な項目毎にこれまでの管理状況
についての報告を行いました。今回は事前に委員から頂いた意見に基づき、一般の方も分
かりやすいようダイジェスト版を作成する等、より分かりやすい構成となっております。また全
体的な内容については特に水質や生物調査結果に対して様々な意見があり、今後のダム
管理の進め方に対しての指導・助言を頂きました。
○大保、億首ダムモニタリング部会報告では、23日に行われた部会の結果報告が行われま
した。モニタリング調査はダム建設による生物・周辺環境に対しての変化状況を重点的に調
査するものであり、調査結果及び今後の調査計画等についての報告がなされました。
○委員会で頂いた貴重なご意見を参考に定期報告書をとりまとめて公表するとともに、これ
まで以上に適正なダム管理に努めていきたいと思います。
↓委員会実施状況、及びフォローアップ制度についてはこちらから↓
http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku2/mizu/photo/followupiinkaizyoukyou.pdf
(沖縄総合事務局 流域調整課)
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↓【沖縄総合事務局その他のメールマガジンはこちらより】
http://www.ogb.go.jp/soumu/004792.html
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