那覇港は、沖縄県の物流の通信拠点港湾として、県の経済活動を支えています。しかしながら、那覇港から本島 中北部方面への物流は、浦添ふ頭以北の臨港道路が未整備であるため、慢性的な交通渋滞が続いている市街地を経由し、 輸送することを余儀なくされています。 このまま推移すると、那覇港の発生集中交通のみならず一般交通にも極めて深刻な影響を及ぼすことが予想されました。そのため、那覇港から中北部方面への臨港交通機能を強化し、港湾物流の円滑化を図るため、臨港道路(浦添線)の整備を行い、平成30年3月に開通したところです。 なお実施に当っては、自然海岸保全のため、当初の埋立方式から一部区間について橋梁方式へ変更を行っております。
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