南風原道路の整備効果
[那覇空港自動車道(南風原道路)の概要]
 那覇空港自動車道は、沖縄自動車道(延長57q昭和62年全線供用)と那覇空港を結ぶ延長約20qの高規格幹線道路である。
 本道路は、沖縄自動車道と共に沖縄本島を南北に縦貫する基幹交通軸を形成し、定時性・高速性を確保し、産業・観光などの多様な道路利用を可能とするものである。南風原道路は、この内沖縄自動車道から国道507号までの区間5.9qである。平成2年度に都市計画決定の後、九州・沖縄サミット直前の平成12年6月28日に4車線の高速道路として供用した。

[南風原道路の整備効果] 那覇空港自動車道(南風原道路)開通による交通量の変化
沖縄自動車道と南風原道路の交通量の推移
 南風原道路の開通により、沖縄自動車道の西原ジャンクション〜西原インター間の供用直後の交通量は、17,900台/日から19,900台/日に1割増を示し、現在では25,200台/日と供用前の4割増となり沖縄自動車道の利用促進につながっている。これは、南風原道路により沖縄自動車道へのアクセス性が向上したことによるものと考えられる。逆に那覇ICに集中していた交通は、開通前の17,900台/日から現在は15,100台/日に減少しており、南風原北・南インターへ分散しているものと考えられる。このことは、那覇IC近くの交通にも影響を与えている。
 那覇ICを沖縄南部地域から利用する際の経路となる新川交差点(県道82号と県道241号交差点)や兼城交差点(国道329号と県道82号交差点)等の渋滞交差点においては、供用前の交差点通過時間が10分から6分、15分から2分(現在)へとその混雑緩和が図られていると言える。
 また、本道路利用者に西原ジャンクションで実施したアンケートによると96%の人が時間短縮になったと答えており、糸満市からの利用者を中心に最大で50分短縮、全体平均で23分の時間短縮効果があったとの回答が得られた。事業所へのヒアリングでは、「観光バス会社から旅行プランに余裕ができた、運転疲労軽減が安全運行につながる等」「製造・販売業では、時間短縮・定時性が向上した等」併せて今後の空港への早期延伸の要望も聞かれた。

[今後の予定]
 南風原道路に続く6.2qの豊見城東道路は、平成15年春に3.5qの暫定部分供用を目指し現在鋭意事業中である。残りの空港までの区間は、小禄道路として調査中であり、コスト縮減を含む道路構造の検討を進めて行く予定である。


 
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