道路雑学コーナー[国道のれきし4]
道路雑学コーナー
国道のれきし
国道にかかる古い橋
日本は、大小の河川や湖沼が多い地形なため、昔から数多く橋がつくられてきました。記録に現れる最古の橋は、仁徳天皇の時代(西暦324年)に猪甘津(イカイノツ)橋が、今の大阪市にあったことが日本書記に記されていますし、6、7世紀につくられたとみられる木橋の遺跡が近畿地方で発見されています。
石造りの橋は、長崎の眼鏡橋が江戸時代(西暦1634年)に最初につくられてから九州地方を中心に次々とつくられています。
今日みられるような鋼材などでつくられた橋は、明治時代に入ってヨーロッパから技術が導入されてからです。
現在もりっぱに使われている橋(橋長が15メートル以上)で古い橋は、次のとおりです。
順位
建設年次
路線名
橋梁名
橋長(m)
場 所
1
明治21年
34号
湯野田橋
15
佐賀県藤津郡嬉野町
2
明治36年
442号
小岩戸橋
18
大分県大分郡津原町
3
明治44年
1号
日本橋
49
東京都中央区
▲国道34号佐賀県嬉野町湯野田橋
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