大保ダム
大保ダムは、沖縄北西部河川総合開発事業の一環として、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水の供給を目的に、大保川(流域面積23.7km²、幹川流路延長13.25km)の大保大橋より上流約2.9kmの地点に建設された高さ77.5mの重力式コンクリート型式の本ダムと高さ66.0mのロックフィルダム型式の脇ダムで構成されています。
大保ダムは、本土復帰後の昭和48年から予備調査を開始し、昭和62年には実地計画調査、平成2年6月に建設事業に着手しました。
平成14年8月には脇ダムの工事に、平成15年3月には本体工事にそれぞれ着手し、平成16年8月に脇ダムの盛立、平成17年3月から本ダムのコンクリート初打設を行い、平成23年3月に完成し、平成23年4月より、管理を開始しました。
県内では福地ダムについで2番目に大きいダムです。
大保ダムは、3つの異なるタイプのダム構造物が貯水池に面して建設されている 全国的にも例を見ないダムです。
ダム諸元等
- 項目
- 内容
- 正式名称
- 大保ダム(たいほダム)
- 所在地
- 沖縄県国頭郡大宜味村
- 河川
- 大保川水系大保川
- 目的
- 【F】洪水調節 【N】流水の正常な機能の維持 【W】水道用水
- 型式
- 【本ダム】重力式コンクリートダム 【脇ダム】ロックフィルダム
- 堤高
- 【本ダム】77.5m 【脇ダム】66.0m
- 堤頂長
- 【本ダム】363.7m 【脇ダム】445.0m
- 堤体積
- 【本ダム】400,000m³ 【脇ダム】1,930,000m³
- 集水面積
- 13.3km²
- 貯水池面積
- 0.89km²
- 総貯水容量
- 20,050,000m³
- 有効貯水容量
- 19,350,000m³
- 着手/竣工
- H2.6/H23.3
- 管理
- 大保ダム管理支所
- ダム湖名
- ぶながや湖
ダム標準断面図
本ダム下流断面図
脇ダム標準断面図
フォトギャラリー
交通アクセス
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路線バス
那覇空港から (111) (117) 乗車 → 名護バスターミナル下車(約1時間半) 名護バスターミナルから(67)に乗車 → 白浜入口《大宜味村》下車(約35分) → 東村コミュニティバス(高江・大宜味線)乗車 → 第三宇出那覇下車(約15分) → 徒歩約35分(1.9km)
車
那覇空港から94km(高速道路利用)