国営沖縄記念公園とは
国営沖縄記念公園は、昭和50年度に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念し、翌51年度よりその跡地に整備を進めている「海洋博覧会地区」と沖縄の復帰を記念する事業の一環として、昭和61年度より首里城の復元を進めている「首里城地区」からなります。
国営沖縄記念公園事務所では、沖縄観光振興の支援を図れるよう整備を促進するとともに、来園者が安全で快適に園内を利用できるよう必要な維持・運営管理を実施しています。
また、両地区の名称は来園者に解りやすく利用しやすい名称として、それぞれ「海洋博公園」「首里城公園」としています。
閣議決定
沖縄復帰記念事業として行う都市公園の整備(昭和61年11月28日 閣議決定)
沖縄の復帰を記念する事業の一環として、首里城跡地(沖縄県那覇市首里城跡地の面積約4ヘクタールの区域)を国営沖縄記念公園首里城地区、昭和50年7月15日に閣議決定(沖縄国際海洋博覧会を記念する公園の設置について)された国営沖縄海洋博覧会記念公園を国営沖縄記念公園海洋博覧会地区として整備する。
基本方針
- 首里杜構想との整合性及び首里城の歴史的風致に配慮した施設配置計画を行う。
- 歴史・文化の拠点として魅力度の高い施設整備を図る。
- 将来に向かって沖縄の歴史・文化の拠点となるような多様な活用を図る。
- 文化遺産の鑑賞、見学、体験という観光形態の充実を目指す。
位 置 |
沖縄県那覇市首里当蔵町
都市計画決定面積/約4.7ha(開園面積約4.7ha) |
着手年度 |
昭和61年度 |
供用開始 |
平成4年度 |
復元の意義 |
貴重な国民文化遺産の回復 |
新たな県民文化の創出 |
伝統技術の継承と発展 |
歴史的風土探訪の場の形成 |
首里城魅力
~人々の共感の場~
首里城公園は、「首里杜(すいむい)構想」のもとに、古都首里の風土を形成している地形、水質、植生等の保存を配慮し、人々が寄り集まり、語らい、共感する新しい空間の創出をめざす歴史的な都市公園として、位置付けています。また史跡「首里城跡」は、世界遺産にも登録されています。あなたも、異国情緒あふれる首里城公園にぜひおこしください。
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