- 石川バイパスについて
石川バイパスは、沖縄本島の東海岸を縦貫する主要幹線道路である、一般国道329号のうち、朝夕の交通混雑が著しい石川市街地の交通混雑緩和を目的に金武町屋嘉から沖縄市後原に至る8.2qの4車線バイパスとして計画されました。
- 事業実施と供用について
石川バイパスは昭和63年に事業化し、平成元年度に用地買収着手、平成2年度から工事着手しました。これまで、平成7年度に赤崎交差点から県道6号線間を暫定2車線、平成10年度に金武町屋嘉から赤崎交差点間を4車線、平成12年度に石川市山城から同市楚南間を暫定2車線で段階的に供用を行ってきました。今回去った3月27日(木)18:00から県道6号線から石川市山城間の0.5q石川市楚南から沖縄市後原間の1.8qをそれぞれ暫定2車線で供用しました。これにより石川バイパス全線が供用されました。
なお、今後も引き続き4車線供用に向けて事業の推進を図っていく予定です。
- 石川バイパス全線供用による整備効果
北部国道事務所では、3月27日の全線供用後の3月28・31日に整備効果調査を実施しました。調査の結果、次のような効果が見られました。
現国道329号の交通量が
供用前 |
| 供用後 | (別紙−1) |
[2/18(火)] 20,283台/12h | → | [3/31(月)] 15,133台/12hに減 |
金武町屋嘉〜沖縄市後原間の、朝(7:00〜8:00)通勤時の通過時間が
供用前 |
| 供用後 | (別紙−2) |
[2/18(火)] 27分 | → | [3/31(月)] 16分に短縮 |
と事前の予測と差はあるものの、現道交通量で減少し、通過時間でも短縮されている。
なお、本格的な整備効果調査は、今後、交通の流れが落ち着くのを待って実施する予定です。
平成16年8月10日
沖縄総合事務局 北部国道事務所
問合せ 沖縄総合事務局 北部国道事務所
電話(0980)52-4350
副所長 小島(内線204)
工務課長 喜舎場(内線411)
調査課長 前村(内線451)