記者発表:やんばるロードネット_北部国道事務所
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 トップページ平成19年度記者発表一覧 ≫ ヤンバルクイナ等輪禍対策「クイナフェンス」現地説明会の開催 ≫ 別紙4

記者発表資料

発表後取扱自由

 

  クイナフェンス試験計画

 

 (1)試験位置

 

ヤンバルクイナの発生が多く確認される以下の区間にて試験を実施する予定である

【試験区間】
2.0kmP付近(国頭村奧)
 
頻繁にヤンバルクイナの鳴き声が確認される地域であり、小動物誘導パネル(餌動物の道路侵入防止)等の対策は施されていない区間。
4.7kmP付近(国頭村宜名真)
  やや頻繁にヤンバルクイナが確認される地域であり、平成18年6月にロードキル(負傷)が発生した箇所付近であり、小動物誘 導パネルが設置されている区間。
【予備区間】
3.3kmP付近(国頭村奧・宜名真)
  頻繁にヤンバルクイナが確認される地域であり、平成19年2月23日にはヤンバルクイナの横断が確認された区間。

 

 

図 クイナフェンス試験位置

 

 

 (2)フェンス設置方法
  @クイナフェンスの基本構造

 

フェンスの構造:自立タイプ、転落防止柵利用タイプ
フェンスの素材:プラスチック製角目ネット
網目のサイズ :10mm程度
フェンスの色  :緑、青
フェンスの高さ :H 約1m
フェンスの傾斜:θ80°程度(地形条件等に応じて角度を選定)

 

 

 

 

図 フェンスと側溝の交差部

 

 

 

 (2)フェンス設置方法
 Aクイナフェンス試験位置における構造タイプ

 

クイナフェンス試験設置区間におけるクイナフェンスの配置計画及び地形条件(切土・盛土)から、最も適切かつ有効な構造タイプを検討した。
自立タイプとする。
設置位置は、出来るだけ法面から離すようにする。
支柱の設置角度は、80°程度を基本とするが、現地条件により角度維持が困難な場合は、80°以上の角度で設置することで対応する。

 

 

 

 

 

 

 

図 クイナフェンス設置イメージ(切土部)

 

設置位置は、基本的に盛土法肩とするが根入部に道路構造物が影響する場合は、法面側に伐採範囲と共にスライドさせる。
支柱の設置角度は、80°程度を基本とするが、現地条件により角度維持が困難な場合は、80°以上の角度で設置することで対応する。

 

 

 

 

 

 

 

 

図 クイナフェンス設置イメージ(切土部)

 

 

 

 (3)モニタリング(監視)手法

 

クイナフェンスの効果や問題点を把握するために、直接観察法などにより、ヤンバルクイナ等のモニタリング調査を実施する。調査はクイナフェンスの設置前から実施し、設置前後の変化や問題点の把握に努める。
 また、本試験は初の試みになるため、ヤンバルクイナや他の小動物に対してのマイナスの影響や交通安全の妨げなど、予期しない問題点が発生することも考えられる(例えば、小動物が網目にかかる、侵入個体が脱出できなくなるなど)。
そこで、複数の手法によって試験区間を監視し、問題点の発生時に速やかな対応が図れるようにする。

 

 

図 クイナフェンス試験モニタリング・監視の内容

調査手法
調査方法
監視頻度
実施者
直接観察
環境の調査員により、試験区間の全フェンスを詳細に確認し、ヤンバルクイナ等の小動物やフェンス状態の問題発生の有無と発生状況を確認する。
週1回程度
北部国道事務所
パトロール調査
毎日の道路パトロール時に、フェンス面の動物の存在やフェンス状態の確認を行う。
日1回程度
北部国道事務所
歩行者による通報
試験区間における歩行者などが、ヤンバルクイナ等の小動物やフェンスの問題発生を確認した場合には、ヤンバルクイナ救命救急センターまたは環境省やんばる野生生物保護センターを連絡先にして、通報していただく。連絡先は、看板を設置して記載する。
随時
地域住民等

 

 

 

 

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