沖縄総合事務局北部国道事務所で整備を進めてきました、名護東道路（名護市字伊差川〜字数久田区間）について、平成24年3月30日に伊差川IC〜世冨慶IC間が開通しました。その整備効果について、供用前の3月14日（水）、18日（日）と直後の4月11日（水）、15日（日）に交通量調査等を行い、調査結果等を取りまとめましたので、公表します。

 

　【事業概要】

　　事 業 区 間 ：名護市字伊差川〜字数久田　延長６．８ｋｍ

　　道 路 規 格 ：１種３級（自動車専用道路）

　　今回開通区間：伊差川IC〜世冨慶IC間　延長４．２ｋｍ（暫定２車線）

　　

　【開通による効果】

　　●現道交通量の転換

　　・国道58号（城一丁目交差点付近）の交通量が平日14％、休日8％減少

　　・名護宜野座線（城十字路交差点付近）の交通量が平日13％、休日21％減少

　　・現道58号や名護宜野座線等から名護東道路へ約5,000〜6,000台転換

　　　（平日：4,716台/12H、休日：5,565台/12H）

 

　　●現国道58号主要交差点の混雑緩和

　　・白銀橋（東）交差点の最大滞留長が平日120ｍ、休日320ｍ減少

　　・世冨慶交差点の最大滞留長が平日190ｍ減少

 

　　●アクセス性の向上

　　・許田ICから世界遺産・今帰仁城跡までの所要時間が平日：8分、休日：15分短縮

 

　

□今後全線開通により、JA沖縄北部地区営農センターから空港までの所要時間について

　約11分の短縮が想定され、北部における観光振興のほか、物流の効率化が期待されま

　す。