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那覇空港は、沖縄県の中心都市那覇市の西南西約6Kmの海岸部に位置し、わが国南西端の島嶼県沖縄における県内外の航空交通の拠点空港であるとともに、東南アジアを中心とした地域に対する我が国の南玄関として、重要な役割を果たしています。
昭和47年5月の沖縄の本土復帰に伴い米軍から返還されて以来、運輸大臣(現国土交通大臣)が設置管理する第二種空港として指定されました。
その後の航空需要の増大に対し、滑走路の延長(2,700m→3,000m)などの基本施設や、海洋博覧会や海邦国体に向けてのターミナル地域の整備を行ってきました。
現在、那覇空港は空港告示面積約326ヘクタール、滑走路3,000m、エプロン474,628平方メートル(平成25年現在)を有しており、平成25年度の乗降客数は約1,621万人となっています。
平成26年2月17日には、新国際線旅客ターミナルビルの供用が開始されたことで、空港利用者の利便性の向上が図られ、一層の航空需要の増加が期待されており、今後もさらに利用しやすい空港としての整備を進めています。
また、那覇空港は滑走路1本の空港としては、国内で2番目に利用度が高く、夏休みや春休みにあたる観光シーズンのピーク時を中心に増便がなされているが、希望する便の予約がとれないなどの状況が生じている。
このため、将来の需要に適切に対応するとともに、沖縄の持続的振興発展に寄与するため、また将来にわたり国内外航空ネットワークにおける拠点性を発揮しうるよう平成26年1月より那覇空港沖合に2本目の滑走路の整備を進めています。
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