沖縄県には、平成15年8月に鉄道としてゆいレールが整備されていますが、陸上交通のほとんどは未だ自動車に依存しています。また、昭和63年から継続的に渋滞対策が進められており、部分的に渋滞の解消及び緩和がみられるものの、さらなる都市・市街地の進展や自動車保有台数の増加、生活様式の多様化などにより、交通渋滞は全体として持続しており、抜本的な渋滞解消には至っていない状況にあります。
そこで、沖縄地方渋滞対策推進協議会では、定期的に那覇都市圏での渋滞に対するとりくみ(那覇都市圏交通円滑化総合計画)を立案し、解決策の企画、実施、効果検証を行っております。
那覇都市圏交通円滑化総合計画は、那覇市、浦添市、宜野湾市、豊見城市、南風原町、西原町の那覇都市圏(6市町)を対象圏域として、那覇都市圏の安全かつ円滑な交通を確保するため、「道路の整備」、「交通経路の分散」、「交通利用時間帯の分散」、「交通手段の分散」により通勤・通学時間帯の交通渋滞を緩和するとともに、交通の快適性・利便性の向上、交通に起因する環境負荷の軽減等を図ることで、那覇都市圏の豊かで暮らしよい地域の実現に資することを目的としております。
今回、当該都市圏交通円滑化総合計画を見直す時期にあり、沖縄地方渋滞対策推進協議会の下部組織である那覇都市圏渋滞対策ワーキンググループが、都市圏の皆様のご意見を伺ったうえでよりよい解決策を計画するためアンケート調査を行います。また、アンケート調査は、南部国道事務所ホームページを用い実施いたします。
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