◇豊見城道路の全線暫定供用により、地域の生活環境が向上しました。 (H19.12月調査結果)
≪救急医療活動を支援≫
・『患者搬送時に豊見城道路を利用することで、カーブでの横揺れや信号停止による縦揺れが減少するため、患者への負荷が軽減し安静搬送が実現した』との声が聞かれました。
≪歩行者等の安全性が向上≫
・国道331号等で交通量が減少したことにより、概ね国道331号・豊見城道路・糸満道路に囲まれたエリアで交通事故件数が約3割(3件/月)減少し、小学生保護者からも『安全性が向上した』との声が聞かれました。
≪路線バス運行環境が向上≫
・バスドライバーの9割以上が『バスの遅延回数が減った』と感じており、その結果、『ドライバーの安全な運転に寄与した』との声が聞かれました。
◇豊見城道路へと交通量が転換し、地域経済の活性化に寄与しました。
≪豊見城道路の交通量が約4割増加≫
・豊見城道路が平成19年3月に全線暫定供用(L=4.0km)し、供用半年後(平成19年10月)では、豊見城道路の交通量が供用前(平成18年10月)に比べ約4割(約5,500台/12h)増加し、並行する国道331号では、約1割(約1,200台/12h)減少しました。
≪兼城地区や西崎地区で渋滞が解消・緩和≫
・兼城交差点で供用前には700mだった渋滞長が、供用後には0mとなるなど、兼城地区や西崎地区で渋滞が解消・緩和しました。
≪那覇空港〜西崎工業団地間の所要時間が11分短縮≫
・豊見城道路を利用することで、那覇空港→西崎地区の所要時間が供用前の29分から供用後の18分へと11分短縮しました。
≪豊見城道路の利便性・快適性向上により、西崎地区事業所の売上が増加≫
・那覇空港〜西崎工業団地間の所要時間の短縮等により、西崎地区企業の9割以上が『豊見城道路の利便性・快適性が向上した』と感じており、『輸送時間・配達時間の短縮』や『移動する経路が増加し、利便性が向上』、『西崎地区へのアクセス向上』といった効果を実感しています。その結果、西崎地区の8事業所で売上の増加が確認されました。 |