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やんばる国道物語


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やんばる国道物語

21世紀の道 (2001年〜 )


 (3/11)

くらしの中の「道の駅」を行く

特色ゆたかなやんばるの「道の駅」

 

取り戻せ「やすらぎの場」
 

 鉄道や車がまだなかった時代、人は街道かいどうを歩いて移動していました。当時の街道にはところどころに休憩所きゅうけいじょがあり、ひと休みして情報交換する場になっていました。ところが近年の道路は、円滑えんかつな交通、いわゆる「ながれ」に重点が置かれて整備が進められる一方で、駐車や休憩といった「たまり」の機能については十分整っているとは言えませんでした。近年のドライバーの増加にともない、安心して利用できる休憩空間がふたたび求められています。現代の道に「やすらぎの場所」を取り戻そうという試みが、平成5年度から全国各地に設けられた「道の駅」なのです。

   
道の駅の役割
   「道の駅」は、ドライブ中にいつでも自由に休憩したり、清潔せいけつなトイレが利用できる快適な休憩機能をもっています。さらに、文化や歴史、名所や特産物など、地域が持つ魅力みりょくを伝えるインフォメーションコーナー、特産物コーナーなどを置き、地域にふさわしい内容を盛り込んだ情報発信基地にすることを目的としています。訪れる人と暮らす人とを結び、個性豊かなにぎわいのある場となることで、まちづくりへの活力が生まれていくのです。
  車社会沖縄においては、「道の駅」が果たす役割は重要です。特にやんばるでは、観光客数の増加に伴い新たな観光拠点づくりが必要とされていました。これらを背景に、平成6年1月、県内初の「道の駅許田 やんばる物産センター」がオープンしました。その後も各地に新たな道の駅がつくられました。現在、やんばるにおける国認定の「道の駅」は、「道の駅許田」、「道の駅おおぎみ」、「道の駅ゆいゆい国頭」の3カ所です。地域らしさあふれる各駅を見ていきましょう
 
   
   
   沖縄では、先の大戦で鉄道網が破壊されてからというものの、平成15年8月に沖縄都市モノレールが開通するまで鉄道がなく、結果、全国に類をみない車社会が形成されてきました。自動車保有車両数は昭和44年度の99,802台から、平成14年度末現在で874,146台と飛躍的に伸びており、人口比では平成14年度現在、1.5人に1台の割合となっています。このような車社会・沖縄では道路の果たす役割は多大なものであり、同時に「道の駅」の役割も重要視されているといえるでしょう。
 
   

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