平良港の概要
「港勢」
本土復帰後の平良港の港湾取扱い貨物量は第1次沖縄振興開発計画の推進に伴う宮古圏経済の発展と共に拡大し、昭和56年には昭和48年の約3倍の水準に達し、約91万トンとなった。その後、数年は85万トンの水準で推移し、平成元年には100万トンを突破、平成8年は155万トンに達し、平成17年から微増傾向になり、平成26年は233万トンに達した。しかしながら、平成27年1月31日の伊良部大橋開通に伴い平良~伊良部の定期航路が廃止されたため、平成27年は84万トンに減少した。令和2年は91万6千トンとなっている。
品目別で見ると輸移入は、砂砂利(鉱産品)、その他日用品(雑工業品)や重油(化学工業品)が多く、輸移出は、完成自動車(金属機械工業品)、砂糖(軽工業品)やその他農産品(農水産品)が多い状況となっている。貨物の出入りの状況は、島内の生活を直接支える一次産業、二次産業が少ないことから、必要な物資を圏外から持ち込むため大幅に輸移入が大きくなっている。雑工業品はその他日用品がほとんどであり、軽工業品においても製造食品とその他食料工業品がほとんどである。
石油類の大半は自家用車向け、重油は電力用である。さらに、セメント・砂・砂利は圏域内の公共事業の推進を支えている。このように、港を通じた海上輸送が宮古圏域の生活や産業の生命線となっていることが港湾貨物の内容によく表れている。本港の場合、主要な相手港は那覇港となっている。
船舶乗降人員数は、平成26年迄毎年約50万人超であったが、伊良部大橋開通により、平良~多良間航路のみの乗客数となり、平成27年は7.6万人と大幅な減少となった。しかし、近年の外航クルーズ船寄港回数の大幅な増加にともない、令和元年は53万人(速報値)と増加した。
品目別港湾取扱貨物量(令和2年度)フェリー貨物除く


※港湾統計(年報)に基づく
港湾貨物取扱量の推移(フェリー貨物含む)
※港湾統計(年報)に基づく
乗降人数の推移
※港湾統計(年報)に基づく
