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やんばる国道物語

復帰後の道 (1972年〜2000年)


(9/9)

道路の機能と残地活用

バイパスとポケットパーク

 

 

 わたしたちの生活にとって道路は、さまざまな役割を担っています。「道」という字は「首」と「しんにょう」からできています。「首」は人の意味で、「しんにょう」は足の意味です。

   
交通機能
   これまで、道の歴史で述べてきましたが、道の役割のひとつ目が、まず「交通機能」です。人や物の移動をスムーズにする働きです。たとえば、人がやっと歩ける道を拡げて、車も通れるようになった場合を考えると、よく理解できます。トラックがやんばるで収穫された農産物を運ぶことも、観光客がレンタカーでドライブするのも、この交通機能です。
  コンクリートミキサー車
  やんばるの道を走るコンクリートミキサー車[ボーダインク]
   
空間機能
   近年、地域と住民との間で大きな役割として注目されているのが「空間機能」です。電柱は必ず道路に立っています。上下水道も道路の地下を通って、各家庭に届いています。こうした公共に必要な機能は、道路の地上や地下などの空間を利用しているのです。最近では、快適な歩行空間を整備するため、電線の地中化工事が各地で行われるようになっています。道路は、街に必要な公共空間の一つなのです。
  街路樹の下を散歩することも、この空間機能の一つです。その街路樹も、街の緑化を担う役目を持っています。街路樹が成長して、道路が緑のトンネルのようになり、そのもとで、休日の道路が歩行者天国になったり、イベントや綱引きなどの祭りが行われたりします。このように、道路はレクレーションの舞台にもなっています。また道路には「仕切り」の役割もあるのです。この仕切りは、地震などによって火災が発生した際の延焼を防ぐ役割も果たしています。
 
  備瀬のフクギ屋敷林[ボーダインク]
   
残地活用とポケットパーク
   道路の交通機能を向上させるために、バイパス道路をつくったり、道幅を広げ、または曲がりくねった道をゆるやかにするなどの道路整備を行います。その際、道としての利用からはずれたスペース(残地)にも、道路の働きを助ける役目を持たせ、無駄なく利用しています。
  国道58号の恩納村から名護市にかけての海沿いの所々に、緑の木陰に包まれた駐車帯(ポケットパーク)があります。ナカユクイ、カーミィヌハマ、アカティーダバンタなどの愛称がつけられ、車や人が休憩したり、自転車が通ることのできるスペースとして親しまれています。これらの土地は、カーブを直線道路に改良したのちに、もとの道とその周辺の土地を利用して作られたものなのです。
  道路を利用するドライバーなどの皆さんに、ひと息いれていただく「いこい」の道路を取り込んだものです。バイパス道路の整備によって、かつてのカーブのへこみ部分や旧道が、歩道や駐車帯などのスペースとして利用されるのも、この残地利用のひとつです。
 
  国道58号を改修した残地を利用したポケットパーク「カーミィヌハマ」
   
観光地沖縄の演出
   また、観光立県「おきなわ」にとって、道路の空間機能を演出するものとして「ロードパーク事業」があります。道路の歩道部分を南国的な花木によって植栽し、亜熱帯沖縄を演出しようというものです。恩納村を走る国道58号は、さんご礁の海を背景に、赤や黄色の花、緑のヤシ等によって彩られ、車から沖縄を目で見て、体験でき、リゾート地の雰囲気を盛り上げています
   

やんばる国道物語(北部国道事務所)

 

   
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