白い道路と私 白い道路と町並み 内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部
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白い道路と私 白い道路と町並み

受賞年度:平成3年 度 第6回受賞   所在地:竹富町

當山哲男 (竹富町) (農業) 75歳

「手づくり郷土賞」の受賞(建設大臣表彰)に輝いた白い道は、日本の道百選に並ぶ道路で、私共がいつも利用している村の中央道路である。原産地のサンゴ石灰岩に囲まれた宅地で、東西南北碁盤の目のような基盤をなしているが、あまりにも道幅が狭かったため、復帰後国営の補助によって町道改良整備事業が着工され、幅員を広げ「スタビライザ」によってすばらしい白い舗装(セメント×土砂)道路が完成した。また、現地にある自然石(琉球石灰岩)を大小組み合わせて作られた家の石垣等は道を通る人、見る人の目をひき、豊かな自然で私達の心をなごませてくれます。特に起点の森が拝所で聖地とあって大木が生い茂り神々しさを感じさせてくれます。道路の側溝は、ブロックを埋め、芝生を張り雨水は溜まることなく地中に浸透していく方式はほかでは見ることができないすばらしい設計と私共利用者は誇りに思っています。

また、この道路を中心に行われる年中行事の結願祭、旧正月の大綱引きには、郷友の皆様が多数訪れ住民との絆を深め交流を図る等、1大イベントが行われています。日頃は、老人も若い方も自転車、オートバイ、4輪車、トラクター、工事用大型車両の通行も多く島の名物黒牛の移動もあり至って利用度も高くにぎわっています。そのほか緑の多い屋敷、林に覆われた自然石(琉球石灰岩)でできた石垣、芝生を張りつめた側溝、白い路面は7色に輝き直線道路とは異なった曲線道路の風景はまた格別、都市では見ることのできない景観である。

毎月2回、旧暦の1日と15日には道路に面した各家庭の家主が道路の清掃を行い、特に旧暦の1月1日の前日は住民総出で道ぶしん(昔からの道路愛護)が行われ、清々しい豊かな心で老若男女祭りに参加し、向こう1年間の無病息災、五穀豊穣を祈っています。私共黒島地区住民は心を1つにし、力を合わせ我が家の庭同様常に道路を清掃し、地域づくりに参加しています。

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