大保ダム資料館
大保ダム資料館(地域防災センター)
平時において、ダム事業に関する各種情報の発信、一般への防災意識を啓発する場として、また、大保ダム水源地ビジョンの実現にむけた地域情報の発信や環境学習、自然体験、交流活動の拠点として利用する目的で設置しました。
開館時間:9:00~17:00(休館日:毎週火曜日、年末年始12/29~1/3)
ぶながや館
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ぶながや館とは
「ぶながや館」は、「大保ダム地域防災センタ ー・学習資料館」を地域活動の拠点として親しまれる愛称として、大宜味村と北部ダム統合管理事務所が公募し、平成23年3月に公表・決定しました。さらに、「ぶながや館」の入口銘板は、地域の 方々のご協力を得て製作・設置されました。
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館内のスペース活用
館内の展示スペース(掲示板、はく製、貴重植物、PC等)や学習スペース(図書、机等)を有効に活用しています。また、大規模災害時には、平時の展示物を移動させ、大きな空間を確保し、地域防災拠点(地域住民の避難場所等)として有効に活用します。
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環境とのつながりや防災意識を学ぶ
水(自然)環境とのつながりや防災意識を学びながら、持続的な観光交流を育み広げていくための"環境学習の拠点施設"となります。館内には、やんばるの自然との共生文化、自然に配慮したダム開発、大宜味村の暮らし等についてパネル展示を行っており、データベース検索が可能です。また、大宜味村の地域NPOによって運営されます。学習資料館で、地元ガイドや専門家からフィールドの利用マナーを学んで、それからビジョンプログラムを体験して頂き、大宜味ファンづくりを進めていきます。
標本
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人工営巣木
「人工営巣木」とは、大保ダム建設工事周辺で伐採された樹木を利用し、ノグチゲラが営巣可能な大きさの丸太(イタジイのみを使用)を1.0mと1.5mの長さで二つ割りにし、その内部をくり抜き腐朽材の代替えとなる中詰め(バルサ、削り屑、チップ)を行った後、貼り合わせたもので、その「人工営巣木」を自然林の樹木に縛り付けておくことでノグチゲラは警戒せずに営巣し、産卵・育雛を行うことができました。大保ダム完成後は、流域の自然木への営巣数が増えてきたことが確認され「人工営巣木」の役目を果たしたことから平成23年度に全て撤去しています。
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生物標本
昆虫類、はく製、樹木の標本、貴重植物の標本を収容展示しています。
パネル展示
沖縄本島北部のダム事業における環境保全対策事業の一例と、環境保全対策事業について小中学生にわかりやすく絵と文を併用して展示しています。
ヤンバルの森に住む植物、動物たちをこの資料館で勉強しましょう。